オフの日は料理する/【心の健康】集中力が続かないのはこれが原因かも⁈をお届けします。
この度のオフの日は
「目玉焼き乗せソース焼きそば」を作ってみました。
ややボリューミーな感じですが
調味料を控えたり
野菜多めにしているので
さらりと食べてしまいました。
目玉焼きとウインナーがアクセントとなって
美味しくて食べやすいです。
栄養も満点で暑い日の昼食にぴったりでした。
◎ 【心の健康】集中力が続かないのはこれが原因かも⁈
これまでも何度となく、集中力と「心の健康」とは密接な関係がある
ということを書いてきましたが、
もし今、
頑張ってなんとか集中力を上げようとしているのに、なかなかその力が発揮できない
という場合に、
必要以上に無理をしてさらに心の健康を害さないためにも、知っておいてほしいことがあります。
それは、「生体リズム」と「集中力」との関係です。
私たち人間だけでなく、地球上の生物は生まれながらに生体リズムというものを持っています。
これは体内時計とも呼ばれますが、私たちの健康や生活全般において大きな影響を与えるものでもあります。
生体リズムには、1分単位で刻まれるものから1年単位で刻まれるものまで、様々なリズムが存在しています。
生体リズムの中で
地球の自転に連動(約24時間で前後4時間を含む)している周期のものを「サーカディアンリズム」と言います。
「サーカ(おおよそ)」「ディアン(一日)」という意味で、日本語では概日リズムと呼ばれています。
海外旅行などでの時差ボケにも関わるもので、普段の生活において最も馴染みのある生体リズムであると言えるかもしれません。
そして今回最も注目する生体リズムに「ウルトラディアンリズム」というのがあります。
ウルトラディアンリズムは、おおむね20時間より短い周期をさし、レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返す睡眠周期がその代表だとされています。
ちょっと簡単にまとめてしまうと、
人間の生活において日中の活動はサーカディアンリズムが主体
夜間の活動はウルトラディアンリズムが主体、という感じに基本なります。
実際に、ちょっと面白いのですが、
子どもの睡眠リズムは通常、1歳ころまでは
昼夜の区別なく2~3時間ごとに目を覚ます「ウルトラディアンリズム」で、
1歳以降で夜間に眠りが集まりだし、
4歳ころになると日中覚醒し夜間は入眠する「概日リズム(サーカディアンリズム)」をとるようになると言われています。
つまりは1歳までの子供は、
とにかくウルトラディアンリズム主体で
生活をしているけれども、大人はもう完全にサーカディアンリズムで日中は生きているということになります。
例え陽の当たらないビルの中で作業をしていたとしても、御天道様にしたがって生活をしているわけです。
ところが、
イスラエル工科大学の教授 Peretz Lavie 氏は、睡眠中にレム睡眠とノンレム睡眠のサイクルが交互にやってくるのと同様に、日中の活動時にも、集中(覚醒度強)と非集中(眠気のようなもの)のサイクルが交互に出現するという事を発見したと言うのです。
〇集中(覚醒中)⇒非集中(眠い・やる気出ない)⇒集中(また覚醒)⇒非集中(また眠い)
これはまるで1歳までの子供の生体リズム(ウルトラディアンリズム)が、大人になっても完全には消えていないと言っているかのようでもあります。
しかしこのことは、実のところ20年以上「気」を学んできた自分にとっては、とてもしっくりくるところがあります。
簡単な説明となりますが、その「気」の修行の過程において日中に110分のサイクルを作る、というのがあります。
110分とはいってもその中身は90分の作業と20分の休息(主に瞑想)に分けられます。
そして流派によりますが、太陽を遮った暗室で行われることが多く、その事によりより強い覚醒を生み出す効果があるとされます。
「ノンレム睡眠」「レム睡眠」のサイクルは、最近ではその時間はとても個人差の大きいものだと言われますが、
概ね90分前後だとされています。
この時間の設定値にはやや幅がありますが
いずれにしても
人間の意識が日中においても覚醒可能な持続時間はせいぜい90分であり、そのあとには一定の休息時間が必要だということがここから見えてきます。
次の覚醒時の作業効率は、この休息の取り方しだいとも言えます
それほどに休息(休憩)は大切なのです。
自分はなんて集中力がないんだー、と時々なげきたくなる気持ちはよくわかりますが、まずはちょっと自分の生体リズムと向き合い、生活リズムを工夫してみることをおすすめします。
逆に頑張りすぎていることが多いのかもしれません。
ちなみにですが、
強い集中力が発揮できる時間は、多くの本にも書かれていますが
せいぜい15分程度かと思います。
90分というのは脳が覚醒していられる状態、少なくとも寝ちゃおうとはしていない状態だという意味です。
その中での集中力には、もちろん強弱の波があるはずです。
ぐわっと集中すれば、それだけ集中力の持続可能時間は短くなり、予想以上に早いタイミングで眠気や疲労を感じることになります。
先ほど例に挙げた「気」の修行は、これをフラットにし、なるべく時間と脳、心の状態を90分間一定に保とうとするものです。
集中力を上げすぎない修行とも言えます。
生体リズム(サーカディアンリズム・ウルトラディアンリズム)の乱れはさまざまな不調を引き起こし、心の健康にも害を与えます。
より良質な休息をとることは、心の健康にとっても、とても大切なことでもあります。
以前の記事にも書きましたが、
今この時期は普通にしていても体調は崩れがちと言えますので、より一層の休息が必要となります。
くれぐれも体調管理には気をつけて過ごしましょうね。
それでは、
今週も健康第一でよろしくお願いします。
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