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デンマーク33日目〜森の幼稚園へ見学〜

Hej!! Jeg hedder Nae!!!
こんばんは、なえです。

今日友人が、
「なえのブログを翻訳して読んだよ!」と言ってくれました🥹
内容が大丈夫だったかな?と思ったけど、すごく嬉しかったです!
今も読んでいるかな? Mange Tak ❤️
気が向いたら英語でもブログ書きたいです😁

今日は、森の幼稚園へ見学に行きました!

日本にいる時から、森の幼稚園について少し知っていたので、今日が待ち遠しかったです。
学校から数十分のところの幼稚園へ。
(先生の運転が荒いのにも慣れました😂)

一言感想は、

信用で成り立っている


基本的には、風が強い日と雷の日以外は外で1日を過ごすそうです。
7〜9時の間に登校し、14・15時まで外で過ごします。
園児は2歳〜5歳までで、
2〜3歳児はナーザリー、4歳〜5歳はキンダーガーデンの2つに分けられています。
(ハイハイしてる子がいて、めっちゃ可愛かった🥰)

ナーザリー組は少人数に分かれて、ペタゴーと呼ばれる大人と一緒に行動します。1人のペタゴーに対して4、5人の園児。
キンダー組はペタゴーのサポートはあるものの、ナーザリー組よりも自由に過ごすことができ、行動範囲も広がります。
(ペタゴーは日本語で対話職人とも言われているそう。ご存知の通り、デンマークはフラットなので、ペタゴーと園児も対等だし、園長先生のことも下の名前で呼びます🫢)

園の近くには森があり、フェンスでできた扉を開けて森へ行きます。
森の中には、ベースメントと呼ばれる秘密基地のような場所が20〜25個ほどあり、ほとんどの時間はそこで過ごします。
冬の日照時間が短いことで有名なデンマーク🇩🇰
冬は、太陽の日が昇る方角&風が吹かない方角のベースメントで過ごしたり、早めに切り上げて帰ってくることもあるみたい☺️
(みんな重ね着にジャンプスーツを着てました💕)

ご飯は基本的に、お弁当です。
「これを入れちゃダメ」という指定は特にないそうです。
ただ、ケーキやスイーツばかりは流石にNG
基本的には、デンマークのオープンサンドイッチをみんな持ってくるそう。

お弁当も持って森へ出かけます。
NOトイレのため、森でトイレに行くときは穴を掘ってそこをトイレとして使います。めっちゃワイルド〜😎👍🏻
ナーザリー組はオムツをしている子もいますが、おむつも森で変えるそう😳

キンダー組は、「さあ森へどうぞ!」と言われて自分達で行くそう。(もちろんペタゴーもいます)
ルールは、「ペタゴーが常に視界にいるように!」
あとは自由に自分の好きなことをします。
デンマークの森にはたくさんのベリーやキノコがあり、その中には毒があったり、調理が必要なものも。
ただ、入園して初めに「どれが毒があるのか。どれが食べられるのか。」について教わるので、子供たちは知ってるんだよ。と
(信頼関係を感じますよね☺️)
(デンマークは野生の動物がそんなに凶暴じゃないから実現できるんだなと思った。いても、鹿と虫くらい)

生徒には基本的に「だめ!!」とは言わないよ。
生徒を信頼して、もし何か言う必要があるのなら姿で見せるんだ。
とプリンシパルが言っていたのが印象的でした。
生徒へのルールも最低限。
火を使わないこと、ペタゴーが見える場所にいること。

喧嘩があったときは、対処はするものの、好んで叱ったり、ダメとは言わないそう。感情を出すことも大事だし、なぜ起ったか理解することも大事だ、と。

怪我人はいるものの、ほとんどは腕の骨折。数週間固定すれば治るよ〜と。
ほとんどの時間を森の中でアクティブに過ごすため、やはり身体が強くなるそうです。身体だけでなく、自ら考える力もつくとのこと。
そりゃそうだよね〜!!!納得。

園児たちが彼らの好きなように過ごすために、大事なのがペタゴーと呼ばれる大人たち。
ペタゴーになるには、ペタゴギカルと呼ばれる教育学を3年学ぶそう。
普通の幼稚園と同じ資格で働けるそうですが、アウトドアの経験がある方が好まれます。
私が訪れたところは、「いろんな人間を見せるため」という理由から意識的に、職員の男女比を揃え、幅広い年齢の職員がいるそうです。
(スタッフは15人で、24−79歳までと幅広い!!!でも、そんだけ色々な人と関われることはすごくいい経験!!)
すごく素敵✨
職員も人もみんな生き生きしてました🥰
気をつけているのは、

  • 常に自分の持つグループの人数をカウントすること(だんだん子供たちが数えるようになるみたい❤️)

  • 安全かどうかチェック

  • 絶対に攻撃的にならない

  • 子供との対話を大切に。テンションや話し方など

などなど。
採用の際に、「calmで、物事をコントロールする力があること」を気にしているそう。
(英語訳すのむずかしいw)

気になるお給料の話。
デンマークでは、警察官、看護師、教員が同じで
その下が、パブリックの先生(忘れた)
その少し下くらいの金額だそうです。
老人ホームの職員と同じくらいで、スーパーよりは高いよ〜と。
It's OKAYと表現していました😅

複業についても、禁止ではありませんが、優先順位を考えて。
バランスが大事だよと言っていました。
ほとんどの人はしないそう。

(高校卒業したら、保育園で1、2年働くのは普通みたいで、実際に働いてた友達もいる!!!)

ご存知の通り、デンマークではチャイルドケアが充実しているため、パパもママも育休を取ります。
家事や家庭内の仕事量は平等に。
パパが子供を保育園へ連れて行くことも普通。
日本では、入園時に親の審査(仕事してるかどうか)をすることがありますが、こちらはなし。
(森の幼稚園は、人気だけど数に限りがあるから、子供が生まれたらすぐ予約するみたい😱)
というか、ほとんどの親は働いているからね〜と。
子供にも、親同士でも、暴力は絶対にNG。
スーパーでビンタしてるの見たら、絶対おかしいってみんな思うよって😂

でも、最初からパパとママが平等だった訳ではなく、この60年で大きく変わったそうです。
プリンシパルは60歳くらいだったので、自分が子供の時は男女差があったけど、今はフラットだよと言っていました。

私が訪れた保育園はプライベートだったので、園全体のことを自由に決めることができます。
そうした理由は、公立の方針に納得できない部分があったからだそうです。
私立ではあるものの、政府からの支援もあるみたい。

感想

森の幼稚園は、デンマークの文化、福祉があるからこそ実現できるのだな〜と感じました。
「お互いを信頼し合う」と言うマインドがあるからこそ成り立つし、デンマークの育児に対するサポートや、自然があるからこそ成り立つ。
そこにいる子供たちも、人間の本能で生きてて、キラキラで可愛くて、ワイルドで、本当に楽しそうだったな😍
自分も子供ができたらそう言うところに連れてっていきたいと思ったのでした🫣
(突然アジア人が来たからか、すごい目が点になっていて、キョトンとしてた😂何この人たち?みたいな笑)
もしかしたら、ボランティアのチャンスもあるかも!!!!!!!!

学校に戻ったあとは、デンマーク語の授業があり、ランチ後は先生と面談!
私は、

  • たまにシャワーからお湯が出ないこと

  • 日本食(特に米)が恋しいこと

  • デンマーク語の授業でもう少し復習を増やしてほしいこと

  • 日本の文化を体験できる日を作りたい!

を伝えました!!

その先生とは、学校が始まってすぐに話したのですが、
「あの時から、一山越えたね。楽しんでて、いい感じに見えるよ」と言われました🥰そう、楽しんでるのよ❤️

その後は、イランの友達とおしゃべり!
(部屋を見るだけかと思ったら、お茶を用意してくれてて、1時間くらい話した!!)
お互いのカルチャーショックや、将来の話。自分の国についてなど、たくさん話しました。
お互い、英語が第2言語だから、ミス連発の英語だけど、気にしない😌
大事なのは心💕
宗教的な話も聞けてすごくいい時間でした。
(イランでは、男子と女子が同じ部屋にいて話すことも違反なんだって。絶対にパブリックのスペース、カフェとかに行かないといけないみたい😱)
(国の方針で、医者やエンジニアが国外に行くケースが増えているとも言っていた。彼女もその一人🧐)

こうして、お互いについて話す時間、すごく好きだし貴重です✨

その後は、母と電話し夕食へ!!
(梅酢をきゅうりとトマトにかけたら美味くて感動した😭。みんなの箸の使い方が面白かった😂)

その後は、図書館でお勉強。
私たちのBaby Danishに根気強く寄り添ってくれました。ありがたい💫
その後に、友達が日本食スーパー教えてくれたの😭絶対行く。嬉しすぎて感動した😭好き😭
お互いのリスペクトを感じました💕

最後は、講堂でみんなで歌を歌いました♪
全然歌詞の意味はわからないけれど、数字のいい勉強になりました😂
ケーキを食べて一日終わり!!!

これは何故かスウェーデン語🇸🇪
面白いのが、みんな知ってる曲になると声が大きくて、知らないこと声めっちゃ小さい😂


今日もいい1日だったな🥰
デンマーク語も少し分かるようになってきたし、せっかくだからもっと勉強したい!!


長くなってしまった!!!おやすみ!!!


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