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日本昔ばなし短編 2 (ノストラダムスの大予言)

     (昔話シリーズです)

ホントに信じていたんです。



小学生のときですけど。

1999年7の月、恐怖の大王が天から降ってきて、世界が滅亡するという話を。

僕は、親父の本棚にあった五島勉の本を持ち出し、学校に持っていって、同級生に得意になってウイークエンダーよろしく解説して悦に入っていたという、とても恥ずかしい記憶があります。

でも、本を買った親父も親父ですよね。。なぜか「Ⅱ」だしとにかく恥ずかしい。。

だいぶ昔にやった同窓会では、ノストラダムスは、話題にもなりませんでした。名古屋オリンピック位話題にはなりませんでした。

実際の1999年ですが、ゴルバチョフ大統領とレーガン大統領のお陰か、核戦争の危険性は遠のいており、どちらかというと、コンピューターの2000年問題のほうに、皆の注目が集まってましたね。
コンピューターが誤作動して、電力供給がストップするなどして、文明が滅びるのではないかという一部の論調もありましたが、タクシーのメーターに不具合が出る位で、大したことはなかったと記憶しています。

子供の話を日々聞いていると、やはり予言や心霊の話をすることがあります。具体的な日に、大災害が起きると予言している人がいるらしいですね。

ちょっと最近、鉄のカーテン時代に戻りつつあるような雰囲気があり、もしかするとまたベストセラーになったりして。

倉庫を探したら、大予言関連の本が、4冊もありました。あちゃー、コレクションしちゃったんだな。書き込みもあり、ギブアップです。

ちなみに、僕がもっている大予言の最初のシリーズの初版は昭和48年となっていました。父親は、昭和56年の版「大予言Ⅱ」を購入しており、第400版となっていました。1981年、ソ連のアフガン侵攻後、冷戦真っ只中、流行ったんでしょうね、「大予言」。

昔は、100万部がベストセラーでしたよね。みんな同じ方向を向いていましたから(遠い目)。

この記事の反応が良かったら、読書日誌なぞにチャレンジしてみようかと思っています。

           (文中 敬称略)




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