くうねるあそぶ(後編)
「死ぬるばかりよ」と一休さんから説教を受けたと仮定して、人によってどういう反応になるのか想像してみました。
格好良くいえば死生観、軽くいえばライフスタイルが問われています。
織田信長「人間の寿命は50年。あっという間に過ぎちゃうよ。生まれたからには、この世の中を作り替えて、天下をとってみたいよね。」
鴨長明「人は必ず死ぬ。死んだらあの世までは何も持っていけない。もう私の活躍できる場所はないから、世間のしがらみは捨てる。苦しいことや面倒なことは極力避ける。後悔まみれで死んでいくのはやむを得ないと達観できるようになりたい。」
田中正造「困っている人を放っておけるか。鉱毒問題が解決するまでは、住民に寄り添い、死ぬまでやれることは何でもやる。」
石田徹也「ずっと絵を描いていたい。道路工事のバイトの時間以外は、アパートに籠ってずっと絵を描いています。」
雇われ人「人は必ず死ぬ?知ってるよ。やっと仕事終わってこれから遊びに行くんだから邪魔しないでよ。」
雇われ人以外の方には共通点があります。
「自分のためにできる限りの時間を使ってやりたいことをやっている」ということです。
天下統一も、隠遁も、政治活動も、芸術も、すべては好きなことを、好きなだけやろうとしている人間の姿をみることができます。
受動的に雇われている人は、適度なおカネが与えられますが、自由になる時間はとても少ないと思います。やっていることも、自分の成長のためとか、組織のためとか言われますが、結局「一握りの誰か」のためにすぎないことも多いのです。
半径3メートルの家族、職場の人、お客さんのためにもなっていることは確かなので、悩むばかりではありますが。
自由に四六時中遊べる時間を手に入れるために、作戦を練らなければなりません。
さて、どうしたものか。どうしたらよいものか。無理ですかね。
でも諦めず、コツコツと。
とりあえず、書いてみて、恥ずかしながら、見てもらいましょう。アウトプットで遊べや遊べ。。。
※名言・格言『糸井重里さんのコピー』一覧リストというホームページをみつけましたので覗いてみてください。
「https://iso-labo.com/labo/words_of_ShigesatoItoi.html