プチ断食は、正常細胞と癌細胞が栄養の取り合いをする。
癌の治療法
癌の治療法にもいろいろあるが、何と言ってもプチ断食が最も効果があると私は思っている。朝食だけ、味噌汁1杯(具沢山)とリンゴ皮ごと半分を食べるだけにします。昼食と夕食は軽く腹いっぱい、食べ過ぎないこと。間食、夜食は無し。
朝、プチ断食をすると、前日の夕飯から、今日の昼食まで約17時間の間に味噌汁とリンゴ半分だけとなりますから、カロリーが全く足りないのです。身体にある50兆の細胞全体が飢餓感を覚えます。
正常細胞が飢餓感を覚えますと、今度栄養が入って来た時には、しっかりと栄養を取り込む態勢になります。昼食と夕食は軽く腹いっぱいですから、ほぼすべてのカロリーは身体にある50兆の細胞が取り込むことになります。
癌細胞は正常細胞の20倍近くの栄養を欲しがります。プチ断食をすると、正常細胞と癌細胞が栄養の取り合いをするのです。圧倒的に多い正常細胞に栄養を持っていかれると、癌細胞はほとんど栄養を取る事が出来ないのです。
プチ断食が癌治療に効果がるというのは、飢餓感による正常細胞と癌細胞の栄養の取り合いで、癌細胞が負ける為です。このプチ断食は1回や2回では効果がありません。半年とか1年間継続すると、はっきりと効果があらわれるのです。
もし、プチ断食をしないで、3食を腹いっぱい食べると、入ってくる栄養が120%になると、正常細胞は100%までは栄養を取り込むが、余った20%は見向きもしない。この時、癌細胞は余った20%の栄養をたっぷりと取り入れるのだ。
3食を腹いっぱい食べる人の体は、癌細胞にとって夢心地になるほど快適な体内環境となっている。高血糖、高血圧、肥満もこのような食生活の人には、メタボとなって現れていることが多くなる。
癌になるのは、過食、栄養の片寄、運動不足、ストレス、食品添加物、薬の多剤服用、睡眠不足、など多くの要因が関係しているが、癌が20倍もの栄養を必要としている性質を考える時、まず第1に考えるのは、プチ断食であると思う。
何処に出来ている癌であっても、癌細胞は充分な栄養が入ってこないと、増殖するための活力が湧いてこないのだ。その為、私はプチ断食を癌治療の第1に考えている。