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疲れやすい、食べても食べても腹が減る、睡眠不足、これは栄養不足が原因。
肥満体なのに栄養失調
栄養たっぷりで肥満体の人が栄養失調と言われてびっくりする人がいます。肥満体の人は糖分を好み、過食する人が多いのです。加糖飲料水や甘いお菓子類を好みます。その上、パン、白ご飯、うどん、パスタ、ピザなど精製された食品を好みます。
加糖飲料水や甘いお菓子類は白砂糖でありますから、黒砂糖から栄養分をすべて剥ぎ取り、甘みの成分だけにしてあります。この偏った甘み成分は体の中に入ると、体の中にあるカルシウム、ミネラル、ビタミン類を抜き取り、甘み成分に加味して使われます。
その為、白砂糖の入った加糖飲料水、甘いお菓子類を沢山食べていると、骨粗鬆症、疲労、倦怠感、虫歯、高血圧、高コレステロール、糖尿病、などになる可能性があります。
人間は頭から足の先まですべてそろって初めて1人の人間であります。体の中にある細胞〈50兆〉もすべて人間と同じ機能を備えています。その為、白砂糖やパン、白ご飯、うどんなど精製されたものが食べられると、カルシウム、ミネラル、ビタミンなどの栄養素を体から抜き取って補完します。
甘い物や白ご飯の好きな人は肥っていますが、栄養失調の人が多いのがお判りでしょうか。精製された単独の栄養では体の中に取り入れられないのです。必ず全体の栄養として体に取り込まれます。
その時に、体の中の栄養分を使いますので栄養失調になるのです。甘い物でもその日に使われるカロリーだけなら良いのですが、つい食べ過ぎてしまいます。その食べ過ぎた分は脂肪となって肝脂肪、内臓脂肪、皮下脂肪として蓄積され肥満となります。
栄養失調の怖いところは、脚気、気分の落ち込み、うつ病、登校拒否、朝起きられない、だるい、倦怠感、などとなって社会生活が出来ないようなことも起きてきます。特に自殺などの原因は栄養失調が関係していると思うのです。
アメリカに旅行した人は、巨大に肥満した人を見てびっくりすると思うのですが、コカ・コーラの一番の消費国、アメリカだからこそ肥満の人が多いのだと思うのです。
逆に考えると、肥満体だからこそ栄養失調といえると思うのです。栄養が足りていれば肥満であっても皮下脂肪の少ない健康な肥り方をしていると思うのです。水太りのようなぶよぶよの肥り方をしている人は、栄養失調を考えてください。