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死ぬまで健康で居られることは、自分の健康管理で実現できる。

ピンピンコロリを実現

 ピンピンコロリは人為的に実現できるという考えに至った。私(86歳)は自分の体調を考えながら生活しているのだが、生活習慣によっては、最後までピンピンコロリと生きられる自信が付いた。年齢的にもどのようにしたら、ピンピンで居られるか分かる年だ。

 生活習慣では睡眠、食生活、運動、ミネラルの補給、医者の薬を飲まない、など総合的に考える必要があるが、今回はそのうちでも運動と薬に限って、お話をしたい。運動が一番わかりやすいピンピンコロリの生活習慣である為、まず運動を取り上げる。

 年を取ると毎日毎日の、体の動きが悪くなる感覚が付きまとって来る。出来れば長椅子に腰かけて、楽でゆったりとした生活を送りたい。私はそれに反して毎朝、40分かけて5000歩のウオーキングをしている。

 現役で鍼灸師をしている為、職場では毎朝、ラジオ体操の第1と第2を行っている。日中は患者さんの診察のため、あちこちと動く。台所とリビングが2階にある為、階段は頻繁に上がり降りしている。夜は軽い筋トレをしてから寝ている。

 私の中で、この運動量は、110%に当たる運動量だ。筋肉は使うと死ぬまで発達するそうであるから、110%の運動量は、老人の衰え分10%を差し引くと、ちょうど元気を保つぴんぴんの筋肉量となると考えている。

 目的はピンピンとして生活できる範囲であるから、それ以上の運動はしない事にしている。
以前に欲張って、どこまで筋肉が付いてくるか試したことがある。ところがある程度を超えると、酷い坐骨神経痛になってしまった。

 その経験から、最近では一定の運動量を維持しているが、それ以上にもそれ以下にもしないように気を付けている。110%の運動量は少し自分にとってきついが、自分の中では10%程のきつさであるから、我慢が出来る。

 さて、ここで問題なのが医者の薬を飲まないという私の考えである。私は平均寿命と健康寿命の差が10年近くあり、10年近くも要介護や寝たきりの生活が続くのは、薬の飲み過ぎが原因だと思う。日本人の薬好きが、ピンピンコロリを阻害していると考えている。

 私(86歳)が薬を全く飲まないで、110%の運動を毎日続けられるのは、自分の生活習慣をしっかりと管理しておくと、誰でも死ぬまでピンピンと生きられる可能性があるのだ。

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