ビットコインシリーズ序文
はじめに
ビットコインと題して15本の記事を書きました。これらの記事で伝えたいことは以下です。
ビットコインはどのような背景から生まれ、それぞれの機能がなぜ必要なったかを明らかにし、今後の方向を考える材料にしていただきたい。
ちょっと投資してみようかと考える場合は、開発者たちとの間には情報格差が大きすぎる危険性を認識していただきたい。金への投資家と金の採掘者間にある格差と全く質の違うものです。
そのために、ナカモトサトシはどんな思いでビットコインを作ったのか、周りに群がるプログラマたちは何をやっているのかを知っておいていただきたい。
その上で、暗号資産は法定通貨よりも便利・安心と考える人もいるということも知っておいていただきたい。
どんな思いで書いたか
ビットコイン作者のナカモトサトシ氏はどのような思いでビットコインを作ったのでしょうか?
Winny事件の金子勇氏は逮捕され、PCの使用を制限され、どんな気持ちだったのでしょうか?
最初はビットコイン論文から記事を書き始めました。
ある時はナカモトサトシ、ある時は金子勇になったつもりで記事を書き進めていきました。
彼らはきっと悔しかったのではないだろうかと思います。
ナカモトサトシは残り時間わずかの間に成し遂げたい事がある、金子勇はどうしてもやりたい事があるにも関わらずパソコンの使用が制限されている、文章にはこんな気持ちを込めました。
読者の方に伝えたいこと
ネット上にビットコインの情報が溢れていますが、暗号資産に投資する人向け情報、技術者向けのプログラミング情報がほとんどです。
noteの場には、投資家やプログラマだけでなく、背景や目的を理解したい人も多いかと思います。
そのような方に、彼らの思いを知っていただきたく書いています。
・なぜこのようなことを強く思うようになったのか
・何を実現したくてビットコインが生まれたか
・それが生みだすために何を解決したのか
シリーズの内容
ビットコインはPeer-to-Peerネットワーク上に暗号技術で固められた大福帳を実現したものです。
そのPeer-to-Peerネットワークが以下のように現れたました。
ビットコイン誕生前夜 Napster
ビットコイン誕生前夜 Winny
ビットコインは「金融機関を通さない直接の取引を可能にする」目的で開発されたものです。
これを以下で解説しています。
ビットコイン実現のために解決すべき 二重使用問題
Peer to Peerネットワーク ブロックチェーンの基礎技術 その1
大福帳 ブロックチェーンの基礎技術 その2
ビットコイン マイニングとは
その結果、ネットワーク上で非中央集権的な契約が可能となりました。
これがNFTを実現させ、Web3.0を可能にしました。
ナカモトサトシが本当に実現したかったのは以下だったと考えています。
ビットコインとイーサリアム
ビットコインについては、一時ほどの盛り上がりはないものの、2024.2.18時点の市場価格は1BTC=7,791,092円です。
いつ無価値になってもおかしくない暗号資産に怖さを感じませんか?
隠れ事件を含め、過去にはこんな事件が起こっています。
事件を知って、怖さの正体を認識して下さい。
ビットコインで隠れ事件発生 オーバーフロー事件
ビットコインの隠れ事件2 チェーン分岐事件
ビットコインに関連した事件
ビットコインシリーズを読んで下さる方、特に暗号資産への投資を考えていらっしゃる方は、ビットコイン、アルトコイン(こんなに簡単に作る人がいる)、仮想通貨の実態を認識していただきたいです。
ブロックチェーン ブロックを覗いてみる、コードを書いてみる
ビットコイン相当の 新たな暗号資産を作る方法
法定通貨より仮想通貨はと考える人もいる
【マガジン】BITCOIN
ビットコインシリーズ序文(本記事)
ビットコイン誕生前夜 Winny
ビットコイン誕生前夜 Napster
ビットコイン論文の先頭1ページを読むと見えてくること
ビットコイン実現のために解決すべき 二重使用問題
Peer to Peerネットワーク ブロックチェーンの基礎技術 その1
大福帳 ブロックチェーンの基礎技術 その2
ビットコイン マイニングとは
ビットコイン相当の 新たな暗号資産を作る方法
ビットコインとイーサリアム
ブロックチェーン ブロックを覗いてみる、コードを書いてみる
ビットコインで隠れ事件発生 オーバーフロー事件
ビットコインの隠れ事件2 チェーン分岐事件
ビットコインに関連した事件
法定通貨より仮想通貨はと考える人もいる
よろしければサポートお願いします! いただいたサポートは全て『「思い出の場所」の記事とGoogle地図を関連付けるWeb地図アプリ』のLancersでのプログラミングの外注に使わせていただきます。 よろしくお願いします。