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月夜たたずんで(叙情詩)

木の下月夜
枝葉の間から、すらすらと光のすじが
苔むした岩に降りそそぐ
きれいなみどり
その光のすじにそっと手を
ここで生まれた光のつぶが集まる
これからどこに行こう
大きく息を吸って
月夜ひとりたたずんで

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