経済法おすすめの教材
どうも、一般オタクです。
今日書いていくのは経済法のおすすめの教材ということで、秒で読める投稿です。
基本書、問題集とガイドラインに分けて書いておきます。
基本書
基本書としてオススメするのは、白石忠志著「独禁法講義〔第10版〕」と、菅久修一ほか「独占禁止法〔第4版〕」です。
【独禁法講義〔第10版〕】
言わずもがな白石先生のオンデマンド講義に対応している教科書です。比較的ページが少なく(約250頁ほど)、読みやすいのが最大の特徴ではないでしょうか。
【白石先生のオンデマンド講義】
https://youtu.be/gVKWDYr76sM?si=bROQcYWHZiDKN5nh
【独占禁止法(第4版)】
菅久先生以下の公取委での実務経験がすさまじい方々による教科書で、実務的に独禁法が整理されていると思います。
図も多くていい基本書ですが、独禁法講義に比べて厚いというのが、私にとっては難点でした。しかし、とても分かりやすいということには変わりませんので、是非お手に取られてくださう。
番外編
また、辞書のように使える本が欲しい!という方には、白石忠志「独占禁止法〔第4版〕」と金井・川濱・泉水「独占禁止法〔第5版〕」と、泉水「独占禁止法」をお勧めします。
ちなみに泉水先生の法学教室の連載の経済法入門は全く入門ではありません。十分難しいのである程度力がある方もしくは関西のロースクールに通われている方にお勧めです。(関西は関東とは異なり企業結合から教えるというのが通例らしいです。なんでや。)
あとは判例百選です。これは全科目そうでしょう。
問題集
問題集というと、「ええ、選択科目ごときに問題集?基本7法でとればええやん」という指摘も考えられますが、某最短ルートの予備校が経済法重問を出しているということは経済法の問題集に需要を見出したということでしょう。つまり、「過去問しかやらなくて経済法は大丈夫!」というゴリラたちはおいておいて、一般に経済法の学習にあたり、問題集はあると便利と考えられます。
そこで、おすすめのものを2点載せておきます。
【論点解析経済法〔第2版〕】
まずは「論点解析経済法〔第2版〕」(川濵 昇・武田 邦宣・和久井 理子編著)。
これは百選レベルの有名ケースをベースにして問題を作成しており、解説も丁寧という点で非常にいい問題集です。
【ケーススタディ経済法】
次に「ケーススタディ経済法」大久保 直樹 ,伊永 大輔,滝澤 紗矢子 編著。
これは直前期に買って感動した問題集でした。もちろん論点解析経済法もいいですが、解説が非常によくできているし、問題の難易度が結構高めでとてもよかったです。
番外編
「司法試験論文対策 1冊だけで経済法(改訂版)」
問題集ではないですが、過去問を掲載し、上位合格者の再現答案がついていて、上位合格者のレベル感が分かると言う意味では辰巳が出している「司法試験論文対策 1冊だけで経済法(改訂版)」もいいと思います。また、論証集が付属しており、論証部分を裁断し、一元化するという意味では持ってこいの参考書だと思います。
ガイドライン
経済法勉強のススメという前投稿に書いた通りで、
①企業結合ガイドライン
②排除型私的独占ガイドライン
③流通取引慣行ガイドライン
の3点がおすすめです。
とりあえず、勉強法のススメで当然のように教材名を出していたので、補足のノートです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!