私のたからもの☺︎

先日娘が過去一の保育園行き渋りをみせた。

保育園へ向かう道中も、車の中で泣いて怒り、


駐車場に着いても頑なに車から降りようとせず、
しばらく寄り添い話すも、もうどうにもならず、
最終は仕方なく抱っこして園へ向かう。

先生へバトンタッチする際には
駐車場の方へ走って戻ろうとするほど。

なんとか預かってもらい、先生に抱っこされ、
大泣き大騒ぎしながら教室へ向かった。


ちらっと振り返ると、
そんな状況でもこちらに手を振ってくれていた。

以前に娘が、
「バイバイって手を振らないと、
ママが悲しくて泣いちゃうから」と言っていた。

自分がバイバイしないと、私が悲しくなって、
仕事へ行くのに泣いてしまうと思っているらしい。

笑っている顔、寂しそうな顔、泣き顔
今までも毎日いろんな顔でバイバイしてくれていた。

そういうことだったのか、と。

こどもってすごい。

あんなに小さな頭のなかで、
すごくいろいろな事を考えてる。
こんなにも人を思いやることもできる。

自分の感情に素直で、
それでいて真っ直ぐに愛をあたえてくれる。

とてもきれいでうつくしくて、尊い。

それを受けとらせてもらっている私は、
ひとつもとりこぼさないよう、
大切に大切に胸にしまいこむ。

もらったぶん、どれだけ返せるだろうか

私は　こどもたちには到底、敵わない。

敵わないからこそせめて、
ひとつも見逃さずに全てを受けとりたい。

ありがとう、
だいすきだよ。

そんな単純な言葉しか言えないけれど、

こどもたちと一緒に
このたからものを大切にしていきたい。