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河鍋暁斎 / メトロポリタン美術館
命を消したかったあの日々から5年。キングダム〜大将軍の帰還〜の映画を映画館で観れてよかった。まだ自分生きてるねって確認できた。
ほんとうに、映画を見ている最中に思ったのだ。
ああ、いま、こうして大沢たかおさんが演じる王騎将軍を見れたのは、わたしが生を諦めずに生き延びたからだなって。映画館に行くことも苦手になり、スラムダンクの映画を見て以来、やはり行くのが怖くて避けていた。
今作のキングダムでレイトショーを初めて見た。とてもわくわくした。そわそわした。夜中に映画館で映画なんか見て、眠れなくなっちゃうよって。
幸い、狭い上映スペースに10人ほどのお客さんしかいなかったので、不安を薄くして見れた。
キングダムは、原作の漫画を大学生の頃に叔父に借りてから知った。とても面白いとおすすめされ、叔父の選ぶ漫画はとても面白い作品ばかりなので、わくわくしながら読んだ。とてもハマった。
アニメも見て、実写版の映画も全部見た。
漫画は今、最新刊を追っているところ。
好きなキャラクターが多すぎる。
スマホゲームのキングダムセブンフラッグスも前はやっていた。楽しかった。
わたしは生き延びる際に、覚悟を決めるときには、作者の方にはとても迷惑がかかるかもしれないが、あの漫画の単行本の最新刊を読むまでは生き延びる!と覚悟を決めるようにしている。
実際に20歳の頃、あまりにも持病が辛くてベッドに倒れているときも、進撃の巨人の最新刊まで生き延びられたらいいな……と思っていたら、生き延びて、アニメも完結している。すごい。よかった。ちゃんと終わりを見届けられて。
そんなキングダム〜大将軍の帰還〜は、自分の人生を見つめ直す感慨深い作品になった。
今後もキングダム大好き。
ありがとう。