見出し画像

満洲特別編・了

24日、南信州を発つ日に、ご当地の南信州新聞連載中の「満洲-お国を何百里-」特別編が終わった。なんともタイミングの良いことだろう。

作品は夏目漱石の目線により、初期の満洲のことを綴りました。
この当時の状況と、昭和10年頃とでは、世界的に世相も状況もきな臭さも異なります。大らかな時代の、1ページ。

お盆に添える1篇となれば幸いです。

阿智村には満蒙開拓平和記念館がございます。

そしてもうひとつ。

武田信玄の火葬地で有名ですが、満洲のことでも大事なお寺がございます。

山本 慈昭(やまもと じしょう)。1902年1月25日 - 1990年2月15日。
長野県下伊那郡阿智村出身。中国残留日本人孤児の肉親捜しに挺身し、200人以上の孤児たちと肉親たちとの再会を実現させた人物。
「中国残留孤児の父」とも呼ばれる。

このたびは、現住職様から、武田のことから先代住職のことに至るまで、有意義なお話しを賜れました。そして、国を動かす人が「将」として人の上に立てない器の輩が先頭に立つときは、大いなる不幸だということにも気づかせて下さいました。
今も、そうかね?

さあ、次回は通常の連載作に復します。

里帰りの話の次に控えるのは、大正から昭和初頭にかけて、新型コロナウイルス並みに世界を席巻したスペイン風邪を題材とした作品(だと思います)です。