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「われわれが日本にどんな悪いことをしたというのか」

ロシア南部ソチで開催された有識者らが参集した「ワルダイ会議」で笹川平和財団の畔蒜泰助上席研究員の質問に答えた。プーチン氏は
「われわれが日本にどんな悪いことをしたというのか」
と主張し、日本の対露制裁は
「米国の命令を受けたからだ」
と強調した。

見下されたものだと思った日本人はどれだけいるのだろう。

日本とロシアが紳士的な関係にあって信頼関係が成立したのは、皮肉にも日露戦争後の、ロシア革命で国がひっくり返るまでの僅かな間だったという。

勝敗を決したのちにこんな写真を撮れること自体が、武士と騎士の信頼関係を意味する。
今日の日本とロシア(旧ソ連含めて)の関係性は、この瞬間から疑心暗鬼だった
かりそめの和平の裏で、こっそりと漁夫の利をかすめとる密約を画策していた
日本人はこの瞬間から、永遠に信頼をしていない
8月15日以降の戦争を日本人の多くが知らないことが、不幸だと思う

「われわれが日本にどんな悪いことをしたというのか」

この言葉は、この発言のために虚しい響きにしか聞こえない。

この言葉を綱渡りして日本をATMにしてきたのはロシア

「われわれが日本にどんな悪いことをしたというのか」

千島樺太交換条約で領有は動いたこともあったが、北方4島がロシア領だった事実は過去にない。

加害者はその事実に気付かないか、自覚すらない。
「われわれ日本がどんな仕打ちにいつまで辛抱するのだ」

日本政府が返還を求めている北方領土について、ロシアのプーチン大統領は、「憲法に違反する行為は一切しない」と述べて、北方領土の引き渡しに応じない姿勢を鮮明にしました。 ロシアのタス通信が報じました。 ロシアでは、2020年年7月、「領土割譲の禁止」が盛り込まれた改正憲法が発効されたほか、12月には、領土の割譲につながる違法行為に対し、最大で禁錮10年を科すことなどを定めた関連法も成立しています。 プーチン大統領は、これらを根拠に、北方領土の引き渡しを否定した格好です。(テレ東BIZ)

「われわれが日本にどんな悪いことをしたというのか」

その言葉をよく噛みしめたうえで、日本人が考えて決断しなければいけないことを忘れてはいけない。

プーチン氏はまた隣国日本との関係は「誇らしい時期もあった」と指摘した。
いつなんだ、それ?
秋田犬もらったときなのか?

やりすぎた一部の総理の存在を認めたうえで、やはり最初から信頼関係はない

と、思えてならない。

トランプがアメリカ大統領に返り咲いたが、ヤルタのように双方の都合だけで世界を操ろうとするだろう。日本も大いに巻き込まれていくと予想できるし、予想もできないようでは困るよ。外務の大事なセクションが「おニャン子」と「speed」というヤバイ現状を日本人は危機感で見守ることしかできない……日本国民は総理大臣を直接選挙で選べないのです。

こいつの発言にこそ、ロシアの本音が溢れていると思っている