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喉元過ぎれば熱さを忘れる

台風の季節になりました。
嫌なコースで、台風7号が迫っているんですが、どうやら直撃は避けられそうだと、房総の人は気が気ではなかっただろうと思ってました。
忘れていた記憶、忘れる努力。
それでも忌まわしき全てを、また思い出さなければなりません。台風は、恐い。


ハウス野菜は大被害でしたね

大袈裟に騒げというのではありません。

やはり、そういう地域である以上、天候のことは受け入れざるを得ません。
ただし、教訓を得たことまで忘れたらいけないという意味での言葉です。

当時は、房州日日新聞の連載小説が中断。それどころではなかった!

新聞社にも知人にも、なかなか電話も通じなくて、気を揉みました。
年の瀬になって、やっと余所者が来ても迷惑ではないかなという範囲で慰問出来たことは、つい先日のように覚えております。

道の駅保田小学校の大塚校長はそれでもパワフルにくじけず、逆に勇気を頂いたのです。こういう強さは見習わなければと、ずっと胸に刻んでございます。

当時、房日新聞に寄せたメッセージ。現在、道の駅保田小学校と、なかパン二階で観られます。

あんなことは、もう御免だ!

という本音とは裏腹に、天のなされることは意地悪な場合もある。


痛々しいけど、忘れたらいけないんだ
ここから再出発するという足跡
人間のたくましさを教えられた気がします

台風7号のあとにも、性懲りもなく続くのが台風。日本の四季には、恵も試練も与える必要な存在なんですが……今回は房総だけのことを書いていますが、今まさに、台風6号の被害で九州西日本が被災に苦しんでおられます。地震と台風は、常なる日本の試練なのでしょうか。

なにもかもが取り越し苦労でありますように……