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選びとって生きる【トラウマ】

今日は、セラピーの日だった。
周りの方に対して出てくる私の怒り、というのが今回扱っていただく問題だった。

色々とセラピストさんと掘り下げていくうちに親子問題の確信へとつながっていく。

そして、親に対して持っている私の怒りや理不尽さを、感覚を持って表現することができた。

初めて感じた、いや抑え込んでいた思い。そして、親のことを飲み込んでいた生き方が、今の人間関係の構築を難しく、いや不能にしていたということを見せられた。

で、私はどうしていきたいのか?というところが次の課題だ。

とセラピーの内容は深淵なので、敢えて概要をいうならこんな感じ的にとらえて欲しい。

今回伝えたかったのは、自分で選びとって生きるという感覚を感じている喜びである。

お菓子の写真を表紙にした。これには意味がある。

私は以前から、【片っ端から喫茶店】という大阪の番組をYouTubeで見ている。

色々な喫茶店を有名人が、回って紹介する番組だ。いつも飲み物と食べ物を1つずつ食べて、レビューする。

その番組のなかで出てきたカヌレット。そこの店主がすごくオススメだと言っていたこと。それから、外がパリっとしていて中がしっとりしている香ばしい味とレビューされていたこと。。

それらがまだ頭の中に残っていた。

セラピーが終わって、色々とぶらぶら回った。セラピー後は、未だ表現したことのなかった感情を出した驚きと、親への恐怖と怒りから手が震えて気持ちも少し不安定に。

いつもの丼麺やで、きつねうどんと鶏天丼を食べた。ここは自販機でチケットを購入する作りになっているので、気が楽だ。

そこでお腹を満たしていくうちに気持ちが落ち着いてきた。なんかほっとした。自分で親にノーと言えた感覚から、親との間に線引きができて自分のスペースを確保できた感じがしてきた。

高速バスまであと2時間ほどどうしようか…

…疲れた。外でゆっくりするスペースが駅の近くにあったのを思い出してそこへ向かう。

せっかく遠出したから、あれもこれも見なきゃということよりも自分のからだと心を優先できた。

ネットで購入した物について、出品者から連絡があった。欲しいと思ったものを選んで買える喜びがある。

出品者とのやりとりも、欲しいものだからこそ楽しくできる。

それから、ウィンドウショッピングをした。欲しいものがあったが、見て回るだけにした。

いつもよりからだと心が軽いのが分かる。

セラピーを受けるごとに感じる、からだと心の軽さ。人への恐怖も薄まっている。

なんか未来に、少しずつ光が射してくる気配がする。

バスまでまだ時間がある。バスターミナルへの途中、コンビニに寄った。

お菓子が買ってみたかった。普段からお菓子は買わない。なんか余計な気がして。

でも、今日はその余計なものを欲しいと思う自分の気持ちを優先した。今まで入りたくなかったそこのコンビニ。

とにかく新しいことが怖くて苦手な私。見たこともない店員と接するのが苦手だったが、それよりも自分の気持ちを優先できた。

そして買ったのが、表紙にある【カヌレット】だ。

本物ではないかもしれないけど、へぇ~こんな味だったんだ。ふぅーん。本物もこんな味!?なのかなぁ?

と色んな声が沸いてくる。

バスから見る夕日は、疲れをときほぐしてくれる。あと一個残ってたかな、よし最後のカヌレット食べようかな。



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