今年変えたこと

年末にこの本を「あるある」と激しくうなづきながら読んだ。

そうなのだ。私も99日あれば合格できると大いなる勘違いを起こしていた。 頭で考えるだけではだめなのだ。 そこで、覆轍を踏まないために、今年はまず、一通りの試験範囲の勉強完了までのタイムリミットを夏に設定。

7月か遅くとも8月に最初の模試を受けることがファーストステップ。 

自分の頭でイメージしただけでは絶対にうまくいかない、と著者が自分の失敗談を例にあげて力説している。 専門家でもそうなのだから、私が11月の試験に一発で受かるイメージをもっただけでうまくいくはずがないのだ。 

とにかく細かくアウトプットする機会をつくり、現実を知ることが大切。

独学をやめた。

次に私が変えたこと。 それが独学ではなく、通信講座で学びなおす方針にしたこと。

ここ数年の試験の難度をひもとくと、昔から出題されている判例ひとつとっても、単に「違憲」「合憲」のいずれかを問うのではなく、「どういう判旨からその結論に至ったのか」という理解を強く求められている。

つまり、現役で法律を学んでいる学生ならいざ知らず、「昔は暗記が得意だった」という自己イメージに引きずられているいい年した大人が暗記で太刀打ちできるはずがないのだ。 

今回、とある通信講座を申し込んでみて、講義を聞いてみてそれをまざまざと思い知らされた、というわけ。 幸い初めて学ぶわけではないので、講師のしゃべり方のくせは余り気にならず、むしろ頭の中でとっちらかっていた知識が、あるべきところに仕舞われていくすっきり感が心地よい。

たまたま、とある科目を隣で聞いていた家族は「わっ、こんな聞き取りにくいしゃべりで良く分かるよね」と目を丸くしていたが、そこはきにすべきところではない。 

住んでいるところが県庁所在地より少し離れた地方都市のため、通学は往復の時間が勿体ないし、何より通い続ける自信がない。 同じ講座を受けるほかの受講生に対しても気を使いそうで嫌だった。

スマホひとつで自分のペースで勉強が出来るのは、例えば夜寝る前に問題集を広げる気力がなくても、30分程度の動画講座を見るだけならできる。 疲れて帰ってきても、家族の世話で時間を取られても、これなら続けられそうだ。

他の問題集については、

昨年同様、この本で紹介されているものを使うことにした。 この数年で民放が大幅な改正がされているため、同じものを買いなおしています。 共有や時効、相隣関係などの変更点は押さえておくべきポイントなので、そこはお金は惜しみませんでした。

「せっかく持ってるから」と数年前のものや中古を使うと、法律の規定や条文が変更になっていた場合、調べなおす時間が却ってもったいないです。

次はもう少し具体的な話が出来たらいいな。

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