【読書記録#7#8】恩田陸『蜜蜂と遠雷』上・下
恩田陸さんは『夜のピクニック』ぶりに読んだ。
本作はピアノコンクールに挑む若者達の物語。
ピアノというか音楽は個人的には苦手分野で楽しめるか心配だった。
ただそこはさすがの恩田さん。豊かな日本語表現、繊細な情景描写にどんどん作品に引き込まれ、最後まで一切飽きることなく楽しめた。
作中に登場する作曲家達のプレイリストをSpotifyで聴きながら読むという、少しイタい楽しみ方もした。
この本がきっかけでクラシックにハマったり、、、ということは多分無いが、自分の世界を広げることができた気がする。