【読書記録#29】廣津留真里『ハーバード生たちに学んだ 「好き」と「得意」を伸ばす子育てのルール15』
ハーバードとジュリアード音楽院を主席卒業した廣津留すみれさんのお母様の著書。
大分の自身の英会話教室にサマーインターンという形で毎年ハーバード生を受け入れているとのこと。そうした彼ら彼女らから得た教育的知見が書かれている。
正直、教育本を読んだことが無かったので、他との比較ができないが、記載の内容はどれも納得できるものだった。
子供には無限の可能性があるというが、最初はある程度親が導いていかなければいけないのだと思う。
こん詰めて教える、のではなく導くことが重要。
そういう観点から、日々の生活の中に子供が興味を持つ、意欲的に学ぶためのナッジを仕掛けるということが、本書全体に通底するメッセージのような気がする。
これができれば苦労しないよ、と心のどこかで思いつつ、親として最大限の努力をしていきたいと思う。