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【POEM】

【 RAY 】     RAY  光を今 浴びた世界 眼が開けれず 未だ独りきり  RAY  何が見える?鏡の中笑う君はもう戻れなくなる  RAY  黒の MAKE 眼許 飾るような 雨の香り空が遠い夜    絡みつく光 RAY 同系色を捜す  幸せの鐘が鳴る 僕の気も知らずに    気が狂れてただ堕ちていけたらいい  君はそう思い僕の横で眠る  気が狂れてただ堕ちていけたらいい  君はそう願い 眩しい光 浴びて眠ろう    RAY  薔薇心中 薄い膜が破れ砂時計は粉々にな

    • 【POEM】

      【 届く祈り届かぬ願い 】  遙かなたの星 その光を浴び  愛した人は今 翳り虚ろになった  過去は胸に刺さり 時の流れを断つ  既に愛は薄れ月に照らされている  そこに広がる空白という名の別れ  ある日の面影と傷ついたあなただけ  空は映えて閉ざした影  空へ飛翔 鳥たちの群れ  春の光が散る その光を見て  愛した人の声 微かに消えていく  薫る肌に刺さる黒い棘が疼く  既に姿 薄れ愛は粉々になる  そこへ沈んだ空虚に染まる命  あの日の失望と傷ついた私だけ

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        【 毒蜘蛛 】  何も無い日々の盲目蝶  菩薩 涅槃で楽しんでたのに  訪れた殿堂入りの日  何千人もの意識 感じる     Pick up ecstasy  Let up ecstasy     閃いた駆け抜けるあなた  描かれた絵の中で殺される  跪き泣き出したあなた  描かれた絵の中に投影する  Pick up ecstasy  Let up ecstasy     Trance  首のない頭 それと比例した毒蜘蛛を吊るせ  Shade  弱者の言い訳 塗りつ

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          【 冥祈冥応 】  あなた染まる季節は  彼方の春を見るだろう  もうここには悲しい出来事  芽生えなくて  何故 今 爪を立てているの?  真理の把握 理想の SOPHIA       冥祈冥応 もうひとつの東  両性にと空白を埋めて  あなたに愛されたとしたら  幻月に照らされた明鏡止水    あなた過去の記憶は  彼方の光を見るだろう  立つ鳥 後を濁さず  夢の羽根 黒い羽根    尊き幻歌 大覚世尊  真理を暴く 理由は NOBLE       冥祈冥応 もうひ

          【POEM】

          【 YOU RAISE ME UP 】     過ちから覚め お前の世界に戻る    Sinful darkness     予感は黒く 予覚は青く  隠し持ったナイフを腕に突き立てる  ロマンチストが堕ちていく  自画自賛の白昼夢  称讃 絶讃 アテーナイ 枯れた美  斜に寄りかかる陽射しを受けて  あの日の妖気 くれない  アルゴナウタイ 神の国  告げた名は仮  戻した針 進まない  無情な宴 それは終わりの予祝  予感は黒く 予覚は青く  隠し持ったナイフ

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          【POEM】

          【 SLOW & CYNICAL 】  死を充す 蒼い雨  暗闇に潜む影  無我夢中で逃れた  奇形の夢が迫り来る  死を充す 蒼い雨  暗闇に潜む影  君の細い腕が  折れ曲がりながら  視界を遮る  胎児の鼓動  SLOW & CYNICAL     君の内で眠る  微睡は虚ろで  ずっと君の声を聴く  上空の静寂が怖くて  君は僕を笑う  引き裂いた淫靡で  今夜2人で紅の華を咲かせ  いつまでも眠りの中に ・・・・・

          【POEM】

          【 TODAY 】     微熱 風の音  肉眼の昼下がり  目つきが放つ威厳  口ではしらける  何故に夜は  頸筋の表面を  花瓶に飾った華  嫌いな触った肌  不吉な狙った仇  綺麗な触った肌  自傷の行為と  願った星空  五月雨 影に憂いだした  矛盾孕んだなら終い  何故に君は  唇の印象を    願って祈った日は  嫌って探っていた    拾った凍った石  キラッと光っていた  自称の好意と  願った青空  最後の夜に潤みだした  無力はラン

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          【 砂上の水 】  過ぎ去る季節は夏  夜には間に合わない  ステキな思い広げ  気づきは解る為にある  薔薇の棘 刺して街を歩いてるけど  暗い MAX が目につき  また繰り返すことも知らない  白昼の思い淡く  ゲームをもう一回  このまま終われる筈もない  すぐ来るエンディングタイム  その日は終わりが始まり  過ぎてく遅い時間  隠した手を覆う布  いずれは理論通り  君とはもう逢う事はない  時計を気にして朝を待ってるけど  黒い X が舌を出す  待つ

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          【 不遇 】  眠れる華を見初め  なべて不遇  大陸の熱が立ち昇る  煙 風 異臭 砂埃  眠りには青い水晶  いつか溺れた  あの海に誘われる  名前が分かる前  蝶や季節が狂うたび  グラスチノス  沓音に人が怯え通る夜  どこかで割れた色鏡に映す  脚を止めて日々は去る  ここで砕いて時と知れ  我が身 痺れ始めて烏有  今あなたが側で産む  イザナギ イザナミの一昼夜  二重月     押し付けた NO は脳裏の記憶  静かに恨んだ  8月が途絶える

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          【 心象報告 】  餓鬼道の篝火は誘う  色彩美学 知的なる夢  唇乾く肌色の皮  Brown memory is answer     闇夜の仮面 剥がせない  Napalm rouge     First rouge     心象風景  心象報告  LIP CREAM     BAD TRIP     唇煌るヒアリング  夜の虚ろい 降る雨は憂い  透明美学 汽笛なる街  Heil Hitler!反逆は虐げ  Brown memory was answer

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          【 四季 】  華が裂けて溶ける4月    指の皮が剥げる夏に  梔子の者 踊る夜明け  何のために此処で絶えた  外は砂塵 見舞う9月     凍る海が充す冬に  彩る者 前途は崖  誰のために唇かむ  黒い季節 指に絡む  翳る死期の 光 永遠に     脚無き者 辿り着いた  望むものは腕の中に  梔子の者 彩る者  黒い季節 光 永遠に  巡る四季の光の中  伝う頬の涙の意味  巡る四季の 光 永遠に ・・・・・     巡る四季の 光 永遠に ・・

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          【 鬼気 】  伝う涙 振り解いて  か弱き体 痙攣する  その身捧げ たじろぐのは  不条理なる快楽の終  怨魔いだけば情け欠かす  垣間見る母の姿  逆光を浴び 理性に厭く  あなたを追い あなたに着く  禁断の邪心 白昼夢  所願の残忍 肌は赤  怯えて崇めるあなたには  鬼気迫る詩と讃美の華を  頭蓋砕く甘い行為  白指から溢れ出るほど  麗しき序 瞬く星に  卑劣なる哀願 誓う  閻魔が去れば三途渡る  過去に見た父の姿  逃げる術を画策する  あなたを追

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          【 THEORY 】     GOD 降臨  詩的な覚悟  アンドロメダに骨を埋める  あるまじき行為 降る雨は止み  折れた翼はイカロスと化す    優柔不断 恐怖を擦り込み  よく聴くロンドに幻戯は湧き立ち  滞空の果てに霞むシリウス    瞬く間に六根は尽き  預言者の眼には燦たる陽光  鬱病者の四季 知る顛末  教条の曲解は通念の寛容さ    誇示する独覚性 名を馳せる貴君 セオリー!    勇猛精進 恐怖は消し去り  巡る日は密接  余儀なくロダンの幻想を抱く  

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          【 ALIBI 】     あなたの光を見させてください  意味の変換 そこでバラバラ  命の縫合 その糸で  逆さに吊るす嘘は蔓延 『 濡れぬ先こそ露をも厭え 』  小宵 宴を姫が彩る  何処へも行かず見る夢  あなたに逢える日 私のアリバイ  お前は双子の悪魔になれる 『 尾を踏まば頭まで 』  夢を葬る愚者の通夜 『 濡れぬ先こそ露をも厭え 』  小宵 宴に姫は不在  灰色の海 油の流出  あなたの光を見させてください  あなたに逢える日 私のアリバイ

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          【 奇形の薔薇 】  闇の音なる列がゆく  姫が手招きし選んだ  紅く咲き誇る華と  静けさに凍る迷いが  崩れていく様  すでに砂上 沈黙は歪な望みを  引き裂いた白い呼吸  淫らな憧れ  五色に解かれた匣の中  見慣れた色はなく唯一黒  水面に浸した白紙の影は  顔を知る事のない  美意識の証  砂の城 烙印は未熟な望みを  翻す白い手は  抱くものなく空へ  網膜 去る面影と拭えない美徳と腐敗  今は誰も思わない色褪せた華を抱いていた   背後に響く気配がし

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          【 CAPLAIN 】     その過ぎた凶兆は一夕  咲き誇る大輪は一体⁉︎  脚色!逆臣!凍えた独り  日々の加工 大衆は一色  呪う女の大望は一喝  先取り!潜在!言葉の肥大  Ses!Ses!Ses!Ses!  千載一遇  千秋万歳    鮮麗チャプレン エーテル!  至純なチャプレン     ほつれかけ 膜 糸は一線  ほぼ全て待つ人は一席  独訳!死臭!掴んだその手    生温い共存は一生  艶かしい王妃さえ一回  独白!痛哭!翼を広げ    Res!Res

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