サカモトデイズ・2話、神楽味のある新キャラ登場!殺さずの家訓からの日用品駆使するアクションが最高!
あらすじ
元伝説の殺し屋・坂本太郎が家族のために中華街で肉まんを買おうとする中、空から降ってきた少女ルーと遭遇。実はルーは中華マフィアの娘で、敵勢力から追われる身だった。坂本と相棒のシンは、日用品を駆使した迫力の戦闘でルーを守ることに。「家族を守る」「人を殺さない」という坂本の家訓が描かれる一方で、過去の殺し屋時代を知る妻との関係性も明かされる。物語のラストでは、ルーが坂本商店の仲間として加わり、新たな展開が動き出す。アクションと笑いが詰まった第2話だった。
サカモトデイズ第2話をみた視聴者の反応
「不殺」家訓の裏にある妻の信念
今回注目すべきは、坂本家を支える奥さんの存在。殺し屋時代を知りつつも結婚を決意した彼女が、命を賭けて坂本さんに家訓を課した背景には、夫への信頼と愛情が見え隠れします。「家訓破ったら離婚」という彼女の強さは、コミカルな描写の中にも凛とした芯が感じられます。視聴者からは「奥さん、ぶっ壊れてるけどかっこいい」という感想も多く、家庭の中に潜むユーモアとシリアスさの絶妙なバランスが描かれました。
コミカルさの中に光る、坂本さんのアクション美学
中華街で繰り広げられるアクションシーンでは、坂本さんが“その場にあるもの”を使いこなす独特な戦闘スタイルが披露されました。鉄鍋や冷蔵庫といった日用品を駆使して敵を圧倒する姿は、「日用品アクションの達人」という彼の新たな一面を印象付けるもの。視聴者からは「ジャッキーチェンのようだ」「トングでナイフを折るなw」といった声が寄せられ、笑いと感心が交差しました。
厨房にあるもので戦うといえばこれですよねw
トングでナイフは掴むことは可能なのか?w
2話ではチンピラが手に持っていたナイフを坂本さんが掴んでいたのですが検証にならないのでナイフが手投げで放たれた場合で考えてみました。
ナイフの速度と軌道
ナイフが投げられた速度は約30~60km/hと言われています。熟練の投げ手が投げる場合、スピンが加わり、複雑な軌道を描くことが予想されます。トングを使ってナイフを掴むには、この軌道を瞬時に見極め、ナイフの刃先を避けて側面を掴む必要があります。非常に高度な反射神経と空間認識能力が求められるため、普通の人には難易度が高すぎます。
トングの強度と操作性
一般的な調理用トングはステンレス製が多く、強度的には十分ですが、ナイフの刃を掴むとトング自体が滑る可能性があります。掴む位置がナイフの柄や側面であれば、トングの内側に施された滑り止め加工が役立つかもしれません。しかし、鋭利な刃先を直接掴むのは現実的には危険であり、トングの損傷や操作ミスによる事故が起こり得ます。
反射神経と技術的要因
坂本のような反射神経の持ち主であれば、理論上は可能です。以下の条件が満たされる場合、ナイフをトングで掴むことが現実的になる可能性があります:
ナイフの速度が比較的遅い(例えば、不慣れな投げ手の場合)。
ナイフの軌道が直線的で予測しやすい。
トングの先端が滑らずにナイフをしっかりと掴める。
特に、坂本のような元殺し屋という設定であれば、訓練による超人的な反射神経や経験がこの行動を可能にしたと解釈できます。
投擲系のキャラは割と出てくるクレイモア。
そういえば八木先生はジャンプ+で読切発表されてましたね
中華鍋でチャクラムを破壊できるのか?w
チャクラムを中華鍋で戦うシーンについて、現実的な可能性を考察してみましょう。このシーンは『サカモトデイズ』らしいユーモアとアクション性が光る場面ですが、現実的に可能なのかどうか、物理的・実用的な観点から検証してみました
中華鍋の強度
中華鍋は一般的に鉄や炭素鋼で作られています。そのため、硬度や耐久性は十分に高く、日常的に高熱での調理にも耐える素材です。ただし、チャクラムのような鋭い刃物を受け止めるには、鍋の厚さと鋼材の質が重要になります。普通の家庭用中華鍋では耐えられずに割れたり、穴が開く可能性が高いでしょう。一方で、業務用の厚手の中華鍋や鍛造された特注品なら、刃の一部を受け止めることは理論的には可能みたいです。
チャクラムの攻撃力
チャクラムはインドや南アジアで用いられた投擲武器で、鋭利な外縁が特徴です。投げられたチャクラムが中華鍋に当たった場合、その刃が鍋の表面に深く食い込む可能性があります。角度次第では弾かれるかもしれませんが、鋭い回転力が加わると鍋の形状が歪むか、損傷する可能性が高いです。
中華鍋の形状と扱いやすさ
中華鍋は底が丸く、縁が広がった形状をしているため、広い受け面で攻撃を受け止めることができるという利点があります。また、軽量なタイプであれば片手で扱えるため、盾として使用することも理論上は可能です。ただし、チャクラムの高速な回転や力を正面から受け止める場合、しっかりと鍋を保持していないと弾き飛ばされるでしょう。
現実では、鍋の質やチャクラムの威力次第で、「受け止める」こと自体は可能かもしれません。ただし、それを「戦い」として成立させるのは難易度が高いです。鍋は防御用には向いていますが、攻撃手段として使うにはかなり工夫が必要そうですねw
現実的に考えれば鍋の耐久性や攻撃の威力次第で可能性はゼロではありませんが、戦闘で活用するには難しさが伴います。それでも、このシーンが視聴者に笑いや驚きを与えるのは、坂本さんのキャラクター性と作品のエンタメ性が生きているからこそかなって思ったりします。
チャクラムといえば、『烈火の炎』
タプタプすなwww振る度に贅肉がついてくるの面白いw
坂本さんの揺れる肉の描写、、マジでツボなんですが・・・
全体的にシリアスな殺し屋アクションが展開される一方で、坂本さんの体型を活かしたコミカルなシーンが絶妙なバランスで挟み込まれるのが本作の醍醐味。特に、戦闘中や移動中に彼の肉がタプタプ揺れる描写は
これ、ただのギャグではなく、坂本さんの「人間味」を感じさせる重要な要素でもあります。超人的な戦闘能力を持つ彼ですが、あの肉が揺れる様子を見ると「どこか親近感が湧く」不思議な魅力があるんですよね。家族のために肉まんを取り戻そうと奮闘する姿と、タプタプ揺れる肉が重なって、見ている側はつい笑ってしまう。シリアスな戦いの合間に、こうした描写で緊張をほぐしてくれるのが『サカモトデイズ』らしさ。
読者や視聴者にとって、坂本さんの肉の揺れは単なる笑いどころ以上に、作品全体のテンポを絶妙に調整するアクセントになっています。戦闘の流れがシリアスに偏りすぎない工夫であり、坂本さんというキャラクターがどんな状況でも「平和主義」を貫いている印象を、コミカルに伝える大切なパーツです。
坂本さんの家訓が生むコミカルとシリアスの境界線
「人を殺してはいけない」という家訓は一見当たり前の倫理に見えますが、それを殺し屋だった坂本さんが守り抜くことで視聴者に大きなインパクトを与えています。不殺の誓いが彼の行動に独特の緊張感を持たせる一方で、コミカルな日常とのギャップを際立たせています。坂本さんの“家族第一”という信念が、彼を単なる元殺し屋から「誰よりも優しい日用品使いのヒーロー」に昇華させていると言えるでしょう。
殺さずの誓いといえば、この漫画ですよねw
二重の極みを練習したことない人いないと思ってます・・
流れる様に人の宝を装備するじゃないw
第2話で登場したルー・シャオタンが持っていた「両親の形見」である財宝。彼女にとっては亡き家族の思いが詰まった大切なもの…のはずが、それを坂本さんがまさかのファッションアイテムとして装着する展開が視聴者の腹筋を崩壊させました。
坂本さんが金銀財宝を躊躇なく身につけ、しかも何故か似合ってしまう姿には
ルーにとっては「これ、大事なやつなんだけど…」という感情も吹っ飛ぶほどの坂本さんの堂々とした振る舞いに、視聴者も大爆笑でした。
このシーンは、坂本さんのキャラクター性が全開。普段は寡黙で家庭を大切にする一方、どこか抜けたコミカルさも併せ持つ彼ならではのギャップが楽しめる場面でした。さらに、豪華な宝飾品をまるで日常のファッションのように軽やかに扱う坂本さんの姿は、「無駄に似合ってるのやめろw」といったツッコミを引き出し、コミカルな演出を際立たせています。
このエピソードを通じて、坂本さんのユニークな魅力と、シリアスと笑いのバランスを絶妙に取る『サカモトデイズ』の面白さが存分に発揮されています。シリアスな背景がありながらも、軽やかに描かれるキャラクターたちの掛け合いが、この作品の人気の秘訣と言えるでしょう!
サカモトデイズ思ってたんと違う・・2話切りかも?っていう人が多い理由について考えてみた
※筆者は至高だと思うのですが・・割と多い意見だったので残しておきます。
1. テーマの特殊性と共感の難しさ
『サカモトデイズ』の設定は、日常と非日常が絶妙に交差する点にあります。主人公が元殺し屋という非現実的なキャラクターでありながら、日用品を駆使した戦闘や家族とのエピソードが描かれます。このギャップはユニークさを生む反面、殺し屋という職業への共感や感情移入が難しいと感じる人もいるようです。特に、現実感の薄い設定に対してリアリティを求める層には、取っ付きにくいテーマかもしれません。
2. キャラクターの魅力が初期段階で掴みにくい
主人公の坂本太郎は、クールで寡黙ながらもユーモラスな性格が特徴ですが、第一印象ではその魅力が十分に伝わらないことも考えられます。例えば、過去の殺し屋としての実力と現在の日常生活のギャップを楽しむには、キャラクターの背景を理解し、親しむ時間が必要です。しかし、序盤ではその掘り下げが浅く、全体像が見えにくいと感じる人がいても不思議ではありません。
3. ユーモアとアクションのバランス
作品の特徴であるコミカルな描写とハードなアクションの組み合わせも、評価が分かれる要因です。ギャグとシリアスを行き来する作品は一定のリズムが必要ですが、特に序盤はその切り替えに慣れない人には、テンポが散漫に感じられることがあります。視聴者がギャグを楽しむモードなのか、シリアスなストーリーを求めるモードなのかによって、受け取り方が大きく変わるでしょう。
4. ジャンルに対する期待値の違い
『サカモトデイズ』は、ジャンプ系作品らしいアクションを主軸にしつつも、殺し屋ものとしてはコメディに寄った内容です。そのため、従来の「殺し屋」をテーマにした作品に期待するダークでシリアスな展開を求めた視聴者にとっては、トーンが軽すぎると感じる可能性があります。ジャンルをどう捉えるかで、作品への期待値が異なることが影響しているかもしれません。
5. 作品のターゲット層とのギャップ
本作は、一見すると日常系コメディのように見える部分もありつつ、アクションや過去の闇が大きなテーマです。このため、どの層に向けた作品なのかが曖昧だと感じる人もいるかもしれません。「どっちつかず」と捉えられることで、魅力が薄れてしまう可能性があります。
『サカモトデイズ』が「面白くない」と感じる人がいるのは、テーマやキャラクター、トーンの独自性ゆえのギャップが主な原因と言えるでしょう。
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