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「物種」ひとつひとつ解決を

「命あっての」という言葉は、乳がん確定してから あらゆる人に諭される時の台詞で何度も出てきた。

胸を取らなくていいと言えども 手術には抵抗があった。
私の胸を褒めてくれた 男性たちに
「命が大事やから」と言われて我に変える事を繰り返した。

 術後の標準治療により 性機能障害が免れないのではと思い始めて拒否を考えていた時に 
最初に訪れた 婦人科医は
「命あっての人生だから長生きすることを考えましょう」と。

私は 命と引き換えに 性行為ができないなんて と 辛さを抑えるために

性交痛に関するLINEオプチャにて 優しいお姉さんと交流した。

「命あっての物種」って言うし。」

種という言葉から 男性の精力を連想したが そうではないようで。

とにかく 命あっての楽しい事ってのはどの立ち位置の方も共通して 私に伝えて下さる。

胸の手術
→ 温存できて、多少の変形はあっても 綺麗に仕上げていただけた事を感謝できている。そう変わっていないといってもらえていて、
前より胸もパートナーも愛しく思える。

長期休業命令
→ 普通に仕事に支障なく 働けている。死ぬとか言われて辛かったけど、「元気で良かった」と言って下さる お客様の優しさに救われている。

生理停止
→抗がん剤が終わって 1年くらいしたら戻ると夢みていた。女性ホルモン値の数値が想定以上に卵巣機能が戻らない事を私に示した。
 喪失感と今でも戦いつつ 50代で戻る奇跡を夢みている。
  
膣の萎縮と乾燥
→生理停止の頃から感じていて 抗がん剤が抜けても戻らず。性欲喪失の心配はしていたが、極度の性交痛が治らずにSEXできにくくなる事は 予想を遥かに上回り ショックである。

 モナリザタッチ の 効果を焦らずに期待して過ごす時期かな。

「いっぺんに色んな事を解決するのは難しい」
優しいお姉さん。この言葉から ひとつひとつ解決できる可能性を教えてくださりありがとうございます♪



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