”ひとりっ子で十分幸せ ”が揺らぎそうなので、インスタからそっと離れる
このたび、長らく愛用していた『AQUOSzero6』が天に召された。5ミリくらいの液漏れを確認してからあっという間の出来事だった。
機種変更って、めんどくさすぎやしないか。
全機能を従事る、google様のパスワードを忘れたせいで、LINEをはじめとする様々な必須機能に門前払いされてしまった。しかも、わたしの不調の生命線 ”ルナルナ” の生理周期もパァになってしまい、今後どう生きていけばいいのだろうか。
こんなバタバタの機種変更のなか、今回あえてしていないことがある。それは、『インスタグラムにログインしていない』ということ。
機種変したら、インスタでさえもわたしを追い出してきたため、これを機に、見たくて見たくて不眠になるまで離れることにした。
最近、立て続けに年の離れた2人目を出産する友達を見つけ、心にさざ波が立ち始めてしまったからちょうどいい。
ひとりっ子の我が子は7歳。中学生のオシャレなお姉ちゃんがほしいと言うことはあるが、赤ちゃんはいらないとキッパリ言うようになった。わたし自身も『母性』というホルモンが他人より少ないことを自負しているため、もう子育ては「ごちそうさまでした」と思っている。
それでも7歳差、8歳差の子供を産んでいる友達を見ると、一応想像する。ベビーカーで指をしゃぶしゃぶする非力な赤子を見ても『2人目欲しい』とはならないのに、2児の母になる友達をみると心に低気圧が流れ込んでくる。
そこまではいい。この感情には慣れっこだ。
何がイヤって、次第に『もっと旦那が手伝ってくれてたらわたしだって2人目を』『実家が近ければ』『賃貸でなく広い持ち家だったら』と、謎の ”たられば” が沸きはじめる己の芯の無さに辟易するのだ。 これは非常によろしくないわたしのクセである。
インスタを見なくなり1週間強。
一体、今までどんだけインスタ見てた?というくらい、スマホを触らなくなった。
今のところ、ふつうにソワソワする。彼氏の携帯をこっそりひらき、知らなくてもよかった現実を知る地獄がやめられないのに似ている。
しかし、メリットも見えてきた。
それは、寝起きついでにひらくインスタで、【75キロ→46キロに痩せた朝食!】みたいなぺたんこの腹を披露をしているどっかのだれかを目にし、『かわいい!やせたい!今日から朝は〇〇!』と、飛びつくことがなくなった。見てないからあたりまえだが。また、【夜中に白米3合食べ続けたら激ヤセした】【小顔になりたきゃ肉を食え!】みたいな、飛びつきはするものの、覗いてみたら1分後には忘れているような内容のものに、自ら時間を差し出すこともなくなった。
この日常、いいぞ。昔にもどった感覚だ。
あと10年もしたら『禁酒しよー』みたいな気軽な感覚で、SNSから離れる人が続出しているかもしれない。『まだSNSやってんの?!ださ〜笑』の時代がくるかもしれない。
こないかもしれない。
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