ピラティス効果と晴れ女

（晴れた沖縄、最高）

私は自称晴れ女だ。
旅先が台風直撃でも「絶対晴れる」と謎の自信を持っている。
実際に台風が逸れて晴れたりするものだから、思い込みが激しくなっていく。

そんな私がピラティスを始めたとき、スタジオに書かれていたジェセフ・ピラティスの言葉が目に入った。
「10回で違いを感じ、20回で見た目が変わり、30回で体のすべてが変わる」

実際は1回目から気持ちよかった。
10回の違いも、20回の違いも、30回の違いも私は覚えていないけど、ピラティスをやり続けていけば、いつか私は、使い慣れない自分の体を理解できる日がくるかもしれない。と思えた。

晴れ女の私はたとえ雨が降ったとしても問題はない。
「雨が止む」と信じているから、一瞬でも晴れ間が見えたら「やっぱり晴れた」と思えるし、
少しも晴れず雨が止まなくても、たまにはいいんじゃない？とドヤ顔で上から目線。
周りも呆れているでしょう。


ピラティスも、「変わる」「変わらない」じゃなくて少しでも変化を感じたらその瞬間を喜べることがいいんじゃないかな。
何回で変わるか、どの方法が絶対か…そんなことに縛られる必要はなくて、大事なのは自分が納得して続けられること。

たとえ雨が降っても「きっと晴れる」と信じる。
ピラティスをしながら「私は変わる」と信じる。
そのポジティブな思い込みが自分の背中を押してくれる。

何回やれば変わるかなんて気にせず、自分に合ったペースで、自分が納得する方法で続ければいいんじゃないかと思う。