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兵庫県南部地震 神戸大学犠牲者慰霊碑【神戸の震災記念物】

兵庫県南部地震 神戸大学犠牲者慰霊碑

神戸大学六甲台第1キャンパスには「兵庫県南部地震 神戸大学犠牲者慰霊碑」があります。

神戸大学では学生39人、職員2人の計41人が亡くなりました(深江キャンパス: 旧神戸商船大学除く)。

毎年1月17日には碑前で慰霊献花式が行われます。

犠牲となった39人の学生のうち、7人が留学生でした。留学生は日本人学生に比べて生活に余裕のない人が多く、耐震性の低い古い住宅に住まざるを得なかったという背景もあります。(木戸、朝日放送テレビ『スマホで見る 阪神淡路大震災 災害映像がつむぐ未来への教訓』西日本出版、2020)

現在、神戸大学では震災に関する展示活動が実施されています。

・令和6年度資料展「阪神・淡路大震災30年 あの日の神戸 ― 記憶の継承 ―」(神戸大学附属図書館 社会科学系図書館本館2階 展示ホール)

パネル展示等により、神戸市内及び学内の被災状況や、大学の対応などを知ることができます。2月3日まで。

・令和6年度 神戸大学史・特別展「1995.1.17 -神戸大学震災犠牲者の追憶-」(阪神・淡路大震災30年)(神戸大学百年記念館1階展示ホール)

震災で犠牲となった神戸大学の学生・教職員の47名(旧・神戸商船大学含む)が紹介されています。遺族や友人の方々の悲痛な思いが、ひしひしと感じられます。1月31日まで。

・令和6年度 神戸大学史・巡回展(神戸Ⅰ)「1995.1.17 -神戸大学震災犠牲者の追憶-(旧神戸商船大学の場合)」(パネル展)(神戸大学海事博物館)

震災で犠牲になった旧神戸商船大学(現・海洋政策科学部)の学生・研究員6人の資料を展示。2月5日まで。

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