自分とあなた
幼稚園に入園して
はじめて出会ったあなたの世界
わたしの心配をよそに
毎日幼稚園が楽しくて楽しくて仕方ない
あなたの姿はちょっぴり寂しくもあり
すごいなと思った
あんなにうれしそうな姿を見せられたら
わたしも楽しもうって思った☺︎
ひとりっ子で家族や周りの大人たちからの
愛情をずっと独り占めしてきた
あなたにとって
はじめてのお友だちとの生活に
最初はあなたなりに
いろんなことを感じていたね
自分は遊びたい!
それなのにお友だちに
"いやだ!やめて!"
と言われてしまうことに
お世話好きのあなたが何かしようとしても
"いや!触らないで!"と
言われてしまうことに
あなたのそんな姿を見たとき
わたしは心がチクチク痛かった
でもね
"がんばれ"って思ってたし
きっとあなたにはそこから
学べるチカラがあるって信じてた
しばらくすると
自分とはちがうお友だちの存在を
あなたなりに理解しようとしてるのが
わかった
わたし達大人にとって自分以外の人と周りの人を分けて考えられていることは
あたりまえのようなことだけれど
4歳の子どもにとっては
"自分とあなた"という関係性を
お友だちとの世界で学んでいくんだなぁって
思った
朝はあんなにうれしそうに出かけたあなたも
幼稚園から帰ると
"いやだぁいやだぁ"って
毎日大泣きしていたね
すごいね
すごく頑張ってるね
そう思って
ときどきイライラしながらも
大泣きしているあなたをずっと抱っこした
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