Capito&Blaptoides
どうもあつすぎです。一昨年の夏があまりにも熱すぎて名前をあつすぎにしましたがいい加減寒いので改名したいあつすぎであります。
佐渡島遠征も無事終了し、ぼちぼち地元関西でも堀開始。
手始めに未開拓だった大阪河川敷ホンマイを採集してきました。
中々に渋い採集となりましたが何とか捻りだしました。
採集ほやほやの新規ラベルホンマイを軽く展脚している時ふと
サドマイと比較してなかったなぁ。並べてみるか。と思い立ち、
両種もってる人間なら必ずやるであろうネタを投稿する運びとなりました。
というわけで早速撮っていきましょう。
以降しばらく画像が続きます。
当たり前ですがサドとホンマイのこの体格差。えげつないです。
佐渡にいるときはもちろんサドしかいないので採ってるうちに感覚が麻痺って来るんですよね。こんなにごついとは。それに注目すべきはこの顎の大きさです。ホンマイは鎌のように鋭利で細長いのに対し、サドはまるでペンチ。真壁刀義のチェーンもぶった切りそうなくらいです。
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佐渡島のカタツムリはこんな凶器におびえながら子孫をつないでいると考えると涙が出てきました。
そしてすごいのはなにもサドだけではないんですよね。並べてみるといかにホンマイマイがスタイル抜群モデル級のボディかがわかります。
全体的にスタイリッシュでムクロの発達も良い。
体色の黒がそのスタイルをより引きたてています。
どちらも本当に魅力的で惚れ惚れします。
そして最後にサドといえば雌雄判別!
そうです。マイマイカブリで唯一前脚フセツの幅、形状で雌雄判別ができるんですよね。他のマイマイカブリでは口髭の形状で判別しますが、サドは他のオサムシ同様に前脚フセツで判別できちゃうオサ履修済マイマイ初の方には優しい亜種なんですよね。もちろん口髭でも判別可能ですが、ぶっちゃけマイマイカブリの口髭、わかるっちゃわかるけどたまに微妙なラインというか不安になるときあるじゃないですか(おまえだけやろがい)
その心配皆無ってのはすごくいいところだと思うのでこれからもフセツでわかりやすい亜種でいてねと思う筆者です。
今回はこの辺で。
最後にサドマイマイカブリの生体写真を載せて締めにしたいと思います。
それではまた