![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/101444002/rectangle_large_type_2_ef5b25859d9b1c391da156d8fc516d9f.png?width=1200)
悩みの原因について
今日は
『悩みの原因』について
前回は『彷徨う心を止める』について
述べました。
その心の彷徨いは何故生まれるのでしょう?
心の彷徨いと苦悩を生み出す
原因になる考えを
「クレーシャ」と呼び、
五つに分類されます。
①無知(アヴィッディヤー)
②自我意識(アスミター)
③執着、欲望(ラーガ)
④憎しみ、嫌悪(ドヴェーシャ)
⑤生存欲、死の恐れ
(アビニヴェーシャハ)
この苦悩の原因は
心を正す事によって解決します。
そのために大きく分けて2つの方法があります。
一つは正しい知識と自分の心の動きに向き合う態度を持つこと
(これは上記の①②に対処します)。
一つは繰り返し自分の思考を観察して
考えの動きに気付き、
必要なものを取り入れて、
不必要なものを手放す
そんな心をケアする為の
瞑想を練習すること
(これは上記の③④⑤に対処します)。
苦悩には順番があります。
真我への無知からエゴ(自我意識)が
生まれ、
エゴが執着を生み、
執着が嫌悪や憎しみを生み、
最終的には死を恐れ、
身体の中の生命に固執する。
私達の正しい考えも、
苦悩の原因になる考え(クレーシャ)も、同じ「心」から起こるものです。
そんな心のクレーシャを取り払うためにヨガはあるんです。
明日から一つ一つ説いていきましょう。
今日は以上です。
最後までお読み頂きありがとうございます😊🙏