全体的な視点から捉えること
今回から東洋医学的な観点から述べていきます。
今日は
『全体的な視点から捉えること』について
5月になり春の深まりと共に
体調の変化、不調を感じる事も増えてきます。
このような身体に問題があった時は
局所的な問題なのか
全身のバランスの乱れが原因なのか
複眼的な視点から捉えると良いでしょう。
東洋医学では
人体は気・血・津液・五臓六腑という器官が連結し、
生命として全体を成す有機体として捉えています。
例えば春は目の疲れや症状も出やすい季節ですが
これに対して
直接的に目の疲労を経験するツボを押す事もあれば
間接的に目に関連する気の流れである「肝の経絡」の滞りを無くして
全体を通して
目の症状改善に向かいます。
また深呼吸をして
気と血のバランスを整えて
全身調整することも良いのです。
ヨガの観点から捉えるのであれば
「トラタク」の手法で目の緊張を取り除きます。
片腕を前に伸ばして親指を立てて
その親指を見ながら10秒キープ
目の周りの筋肉がリラックスしてくる様子をイメージします。
その後親指を鼻先に近づけて
指先を見ながら10秒リラックス。
そして腕を下ろし
遠くを見つめリラックスします。
※この時目の力を入れたり細めたりはしません。
目の緊張が緩むと
頭の中がとてもクリアになり
あらゆるものを鮮明に感じる事が出来るようになります。
日常生活や仕事の合間にやってみましょう。
それだけでも少し体調が整う感覚が生まれます。
全体的な観点から人体を捉える事が出来るようになると
視野が広がり、物事にクリエイティブになれることでしょう。
今日は以上です。
最後までお読み頂きありがとうございます😊🙏
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