天国へのシュート(2004🇳🇱)
原題: IN ORANJE(2004、オランダ、90分)
●監督:ヨラム・ルーセン
●出演:ヤンニック・ヴァン・デ・ヴェルデ、トーマス・アクダ、ウェンディ・ヴァン・ディーク、ステリー・ハーステル、ピーター・ブロック
ユーロ2024に乗っかってヨーロッパ映画を観ていこうシリーズ。そういえばオランダ映画って初めて観たかもしれない。
サッカーオランダ代表に入ることを夢見る少年レムコが主人公。
ファン・ニステルローイ、ベルカンプ、ファン・バステン、ライカールト、クライフら往年のオランダ代表選手がタイトルバックというまさに、オランダのサッカー映画という出だし。
青果店を営む父親エリックも大のサッカーファンで、レムコへ熱血コーチを行う。
しかしそんな父親がある日急死してしまう……という展開。
『ウィル ~夢をかなえる旅』と似た展開なのが気になるところだが、サッカーを物語る際、“父との思い出”的センチメンタルなモチーフと結びつきやすいということだろうか。
せっかく青果店という設定でタイトルにもあるのだが、オレンジがキーアイテムになるとかっていうのはあまりない。
レムコが怪我のため禁止されたサッカーを諦めたくなくて、オレンジジュースに睡眠薬を入れて母親と妹に飲ませるというのはちょっとやりすぎな気が…
いくら国際試合だとしてもジュニア年代であんなにスタジアム満員になるか!?とか色々なツッコミどころもあるが、楽しめた。
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