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聖書の言葉「隣人を愛せよ」で平和と自己肯定感を実現する
年末年始、キッチンの食器洗いや鍋を磨き、コンロ周りの油汚れを掃除していたら、ふとある友人のことを思い出した。
彼女はご夫婦でのライフワークがあり、私の前でいつもご機嫌で、心地良い雰囲気作りや、人が喜ぶような音楽や料理でのもてなし、人助けや人のお世話などしている。ライフワークあっての人柄でもあるけど、彼女の場合、もうそれが彼女の存在意義のようになっているので、仕事している姿がその人のそのものになっている。飼っている犬にも愛情を注いで、息子さんにも優しい。飼っている金魚や植物なども生き生きとしている。
基本は幸せな状態でいることが彼女のライフワーク、彼女そのものなんだと思う。
私の中で、人を褒めたり尊敬したりする気持ちが湧いてきたことは良いことだ。それは、人を褒めているようで自分を褒めているのと同じだから。というのは、自分は、自分と比較せず人を褒めているとき、幸福な気持ちになり自尊心が高くなっている。自己肯定感が湧いてきている。
逆に、人を悪く思ってしまう時、自分の心に焦点を当てると、当然だが不快で呼吸も浅くなる。そして、その時は自己肯定感も低い。
私にも何人かの思い出すと不快な気持ちになる相手がいる。仕事などで必要に会わなくてはならない人ではないから助かっているけど、偶然、外で会ってしまったら嫌だな、と思うような相手。
ときどき思い出す、あれは酷いな、あそこまで言わなくてもいいのに、と思い出すと自分の心が不安定になるのがわかる。
彼女の場合、自尊心が強すぎて、私の言った言葉が恐らく彼女の自尊心を傷つけたんだろうと思う。
自尊心が弱いのも問題だが高すぎるのも、人を傷つけたりひいては自分を傷つけることが多いように思う。
嫌いな人に意識がいきやすいが、ここを変えていかなくてはならない。
自分の好きな人、人の優しいところ、尊敬できるところ、などを思い出し、自己肯定感を高めよう。とくに不安傾向が強く、日頃自己肯定感が低い人は。
まずは好きな人のことから思い出してみよう。
隣人を愛する、の愛するとは、第一に「思い出す」という作業のことような気がする。
あの人のああいうところが良いところだよな。あのときあんなこと言ってくれた、してくれたなー、と思い出すと、幸せな気持ちになり、胸の奥底から愛情のような感情が溢れ出す。
年末年始、一つの家庭、2人暮らしの家、一人暮らしの部屋の中が、一つの小宇宙だとしたら、自分の心を愛で満たすことは、地球の平和への近道のような気がするのだ。
まずは簡単なできることから。