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不妊治療_知っておいたら安心するお金のこと💰

不妊治療。

体外受精や顕微授精となると、保険適用対象になったとはいえ、大きなお金が必要だというイメージは変わらないですよね。

お金の問題で、治療に踏み切ることを考えてしまう方も多いのではないでしょうか。

私は、ちょうど不妊治療が保険適用対象になる年に顕微授精をしました。

その時の経験から、治療を始めるまで知らなかった、知っていたら安心できたお金について書いておこうと思います。


医療保険

不妊治療の保険適用範囲が広がったことで、民間の医療保険から手術給付金が受け取れるケースが増えています。

私がは掛捨ての医療保険に入っていたのですが、体外受精や顕微授精、胚移植が、手術に該当されたため、その都度手術給付金を受け取ることができました。

いくら保険適用になったとはいえ、それでも自己負担金額はまとまった大きな金額となりますので、医療保険での給付金には大変助かりました。

もし、これから妊活を始めようと思っている方は、医療保険に入ることを検討することをお勧めします。

注意点としては、保険加入後すぐに保障が開始されるかどうかは、その保険によりますので、保障が開始される日までの期間についてはよく確認することが必要です。

高額療養費&付加給付

医療費の自己負担には限度額があり、自己負担額が限度額を超えた場合、超えた額が高額療養費として健康保険から支給されます。

収入によって限度額は異なりますが、高額療養費制度により、3割自己負担分からさらに負担を減らすことができます。

また、健康保険組合によりますが、さらにそこから付加給付を支給する健康保険もあります。
そうすると、最終的な自己負担額をもっと減らすことができます。

ぜひ、いまいちど、ご自身の加入されている健康保険の制度について調べてみましょう。

保険適用外となる自費診療を行った場合には、これらは対象外となりますので、その点は覚えておく必要があります。

医療費確定申告

年間の医療費が10万円を超える場合は、確定申告をして、医療費控除を受けることができます。

支払った医療費の額から、医療保険で受け取った給付金を差し引いて計算します。

私は、並行して鍼灸にも通っていたため、その分も医療費として確定申告をし、還付金を受け取ることができました。

確定申告をしたことがない方は、ハードルが高く感じてしまうかもしれませんが、今はe-TAXでオンラインから申告できますし、思った以上にとても簡単です!

最後に


私は、最終的に医療保険と高額療養費&付加給付、そして確定申告によって、不妊治療での自己負担額(鍼灸のぞく)の大半をまかなうことができました。

知らないと、漠然とつのる不安ですが、
知っていれば、少し安心できますよね。

一度きりの人生。
お金が理由で望むチャレンジをあきらめることがないように。


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