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豪雪の山里から ~ 移住はじめの心得って何?

こんにちは。ようこそ

さて、田舎に移住したての頃に、地域に馴染むのにどう振る舞って良いか分からなくて戸惑う人も多いみたいです
もちろん、もともと社交的な人だったり、地域が移住者の受入れに慣れてたり、近所に面倒見の良い人がいたりすれば、それほど苦労しないかもしれません
でも、何のツテもない土地に移住して、近所の人とどう接して良いか分からず、こちらから声をかけるのも失礼かも?なんて思うから勇気が出なくて、ただ紋々と孤独の日々を過ごしてるって話しを聞いたりします

とはいえ何事も最初が肝心。最初の行動次第で
その後のコミュニティへの溶け込み具合が変わってくると思います
逆に言うと、運悪く最初にボタンの掛け違いがあって、変に誤解を受けたりすると、それを覆すのも難しくなるので気をつけた方が良いです


ということで、自分なりに感じた移住はじめのポイントを書いておこうと思います
もちろん、その地域の特性とかもあるので一概には言えませんがご参考まで

自分もそんなに社交的ではないので、初めて移住してきた時、知らない人とどう接してよいか分からない、と言う気持ちは分からなくもないです
でも感じたのは、そんな気持ちは移住者の側だけじゃなく、迎え入れる地元の人たちにもあるってことです
というか、田舎の小さな社会に長年暮らしてきた人にとっては、外から人が入ってくるということは、自分たちが想像する以上に大きなことなのかもしれません
新しく引っ越してきた人を、阻害したり敬遠したりする気持ちはサラサラないけれど、恥ずかしくて(あるいは怖くて)声をかけられないで遠巻きに見ていると思った方が良いです

だから、まずはこちらから挨拶をしてみましょう♪
ひょっとしたら挨拶しても応えてくれないかもしれませんが、それは単に耳が遠くて聞こえてないってこともあるので、いちいち気にしなくても良いです
とにかく人の顔を見たら挨拶して、自分が危害を与えるような人間ではないということを知ってもらうことです
だから積極的に散歩をして挨拶するチャンスを増やしましょう

田舎のコミュニティは、よそ者には見えてない所で繋がっています
お茶飲みで集まったり電話でお話ししたり立ち話ししたりという中で、自分のことも噂として勝手に伝わっていきます
だから挨拶して一人が好印象を持ってくれれば、それが良い噂となって、あっという間に広がったりもします

田舎の人は、平穏に暮らしたいから常に安心を求めています。普段と変わらず居心地の良い集落であって欲しいのに、そこに異端となる移住者という未知の存在が入り込んできたら不安なのです

と言うことでお互いの距離を近づけるには、「いかに安心してもらえるか」ということがポイントです

その視点から考えれば、
例えば、地元の人たちの行動にならうのも効果的です
一番は、畑で野菜を育てること、そして家のまわりの草刈りをすること、あるいは朝早起きするだけでも良いかもしれません
よく心理学を応用した恋愛テクニックで「ミラーリング」というのがあります。相手の行動を、鏡のように真似ると二人の距離が縮まるというのですが、それに近いかもしれません
自分たちと同様のことをしているその姿は、遠目に見られて「お~頑張っているな」とか「よく働くな」とか「大丈夫か?」とか言われながらも、人々に安心感を与えたり、自分という人間を好意的に理解しようするきっかけになります
畑とか草刈りとか上手にできるかは二の次です。むしろうまくできなくて困っている姿を晒した方が、助けてくれます
そう、困りごとは相談するチャンスなのです。農作業など自分の得意分野で、ビギナーから相談されれば、誰しも放ってはおけませんから
朝早起きするというのも、農家さんやお年寄りなど早起きする人達には、きちっとしているって印象を与えてくれます

次のステップは、集落で「イイね」なポイントを捜して、それを話題にすることです
先住のお年寄りとお話しできた時には、お勧めの場所とか風景とかを教えてもらい行ってみる、そうして地域を歩き回り、自分目線でも地域の中にお気に入りのシーンを増やしていくことです
そして、お話しの際には「こんなシーンが好きだ」と言葉にして相手に伝えることです
地元の人には当たり前なことでも、外から来た人から素敵だと褒められれば、誰だって嬉しいものです
そんな視点を持っている自分をよく思ってもらえるだけでなく、それが地元の皆さんの自信にもつながります
現に、自分がこの集落に来た頃に地元の人と話をしてて聞かれたのは、「こんな何もない山ん中に…」といったネガティブな言葉がほとんどでしたが、今では「ここは良いところだ」とか「あの季節のあそこの景色が好きだ」とか何気ない時に耳にすることが増えたような気がしています

そんなポイントを意識しながら、好奇心を持って日常を楽しんでいければ、無理なく地域のコミュニティとの距離を縮められると思います
くれぐれも、今までの都会暮らしのスタンスに固執して「あの人は理解できない。まるで宇宙人みたい」などとレッテルを貼られないように

ではでは








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