いい人に見られたいという着ぐるみ
いつでも自分らしくいるには、リラックスしているかどうかがとても大切なカギになっていると感じます。
日々、自分らしさの上にまとっている着ぐるみを脱ごうとしています。着ぐるみとは例えば、いい人に見られたい、いい親に見られたい、出来ているのように見られたいなどがあげられます。そのためには自分で「今、着ぐるみを着ている。」と気づく必要があります。
気づくために大切なのは、自分を感じている事。体のどこかに緊張はないか、呼吸はどうか、本当はこの肉体から常にサインが送られてきています。けれど頭で考えているとそれを感じることが難しくなってしまうのです。子どもの頃は誰もが感じて生きていたのに。
いつの間にか身にまとっていた着ぐるみを、ファスナーをあけてバーンと脱ぐことができたら、どんなに楽に生きられるでしょう。でも、繰り返し、繰り返し身につけてきたパターンは、これもまた繰り返し、繰り返し気づいて脱いでいくしかないと思うのです。それを「脱皮だね」と娘は表現してくれました。着ぐるみを着ている自分から日々脱皮して、もともと誰もがもつ輝く姿で生きていきたいと願っています。