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不安を隠して生きているとき

なぜだかよくわからないけど、とてもイライラして、食欲もすごい。なんだか子どもにも優しくなくて、ガミガミ言ってしまった。これはまずい状態だなぁ…と思った時がありました。

お買い物をしながらそれとなく「ママ不安なの。これからどうなるか分からなくて。学校の事も、お勉強の事も、将来の事も。本当は不安なんだよ。」と言ってみたら、体中の力が抜けたことが分かりました。そうだったんだぁ…と思って、イライラが消えていきました。

子どもの前で不安なところを見せてはいけない、子どもが日々楽しく過ごせるようにサポートしなくてはいけない。そんな風に思って、相談する人もいないまま、不登校になってからずっとひとりで抱えて頑張ってきました。不安を隠して肩に力が入った状態で。

子どもの頃、親の雰囲気からなにかを違和感を感じた経験はありませんか?親がなにかを隠して表面上の取り繕った接し方をしたところで、子どもにはなにか隠していることが違和感として伝わっているのだと思います。

子どもの前で不安な顔を見せてはいけないと思うから、自分の不安をひた隠しにしてしまう。大切なのは、自分が今何を感じているのかを正直に見ること。不安ならそれを不安なんだね、とただ分かってあげることで正直な自分に緊張がほぐれます。それから何に不安を感じて、どうすれば解消されるのかという次のステップへと進むことができます。

まずは、自分を癒して、正直である事。その姿から子どもが感じてくれることがあるのだと信じています。

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