クルトン日記【散文現代詩】
熱帯雨林は、シンセサイザーです。
ストリートミュージシャンことイリオモテヤマネコは、茹でシタールと宇宙エフェクターという極めてシンプルな構成で、脱アスファルトしています。ワンストロークで1000年パノラマなので、割と白亜紀です。絹ごし豆腐について、ここまでの強度で歌い上げるとは。
無次元バスが流れ、夜がアンカー宇宙にバトンを渡し、ジュレのようなクスノキが活性化するその傍らで、オカピが、フラミンゴとセッションします。アルトリコーダーっぽいのでした。
ゴロゴロしているダンゴムシがいて、海中では、カイメンのなかまが、ウミウシと、波動関数で遊んでいました。控えめな天丼やお惣菜パンも代名詞になれるよと歌います。クルッとうれしいクルトン。
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