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Photo by
chloe_s
創作|アトリエを巡って
・時間にマヨネーズをつけて食べる。
・背徳的なサンシャインバターによく似た影絵で添い遂げる。
・至近距離でシュートを外す。
それら一連の旧世紀を手裏剣にします。
・クラムベリーを解きほぐすかのように。
・刀の錆を研ぐように。
・フラスコの中の次世代のように。
・あきらめる、の中に釣り糸を垂らすかのように。
これらは次第に放物線そのものになり、ゲートインとゲートアウトを繰り返します。別言するならば、ドーナツの中心部分だけを食べる15歳の夏なのです。
仕上げとして汎用性の高いトリートメントと夏の春巻きに扮装します。サルベージされたピントのズレはもう元には戻らず、とりわけ、稀少な言語の不規則動詞のように見えます。
あるところのものではなくあらぬところのものは、小さくなりはするものの存在は決して消失しませんし、それどころか、反復に反復を重ね【重み】を増しています。現象は常に変拍子で踊りますからね。
ゴールを決められないというよりも、むしろ決めたくないのだと気づき、彼は一旦アトリエを出ます。
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