マングローブ【散文現代詩】
マングローブのような多角形が無数に転がる海岸にテントウムシが集まります。トラベルなのです。
マングローブは二酸化炭素の吸収量が旺盛なため名前のない色鉛筆にカツカレーを振る舞います。自己潮力発電技術により、生物界の頂点に君臨するホタルイカは能面に夢中になります。まっしぐらです。
ぷちゃぷちゃとしたギミックが作動し、タクラマカン砂漠がタクラマカン草原へと変貌します。それは厚かましい磁気嵐の凪のあとの一発ギャグに近しい静寂の賜物です。ぷちゃ。カツカレー。レヴィナスの微笑み。
最もよろこんだのは、オコジョ。次いでプレーリードッグ。その次が、石臼でした。
ご承知の通り、石臼の献身によりステップバイソンが復活します。復活復活復活。ちょうどその頃、ワオキツネザルはお腹で太陽光線を受けとめていました。
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