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写真日記 2024/03/27 野生のアスパラガス狩り

三日坊主は悔しいので今が旬、春のイタリアの風物詩、というかモンントットーネ村の村民大好きの森のアスパラ狩りをちょっと紹介。イタリア在住邦人の皆さんもぜひ探してみてください。

野生のアスパラガス asparagi selvatici

出来るだけ農薬撒いてなさそうなオリーブ畑とか、南向きの傾斜地なんかが狙い目であります。ただ手折る時に注意しておきたいのは根っこから引き抜かないことです。株が痛みますんで。次の動画のように下の方から茎をそっと撫でるようにして自然に折れる先端10-15センチくらいにしておけ、僕はそう師匠に教えてもらいました。

ああ、そうだ。野生のアスパラガスは食べると妙に尿が臭いますが正常な反応らしいです。我が家では中華風に炒めて食べることも多いです。ニンニクの芽みたいにオイスターソースを絡めるもよし、イタリア人みたいにリゾットやオムレツに入れるもよし、おひたしも佃煮も旨しです。さあ、この春は君もアスパラデビューだ!

ちなみに余ったら近所にお裾分けすると喜ばれますし、軽く湯掻いて冷凍すれば年中楽しめます。収穫量には地方ごとに規制が一応ありますので気になる方はググってみるのもよいでしょう。まあ常識の範囲内で。

いうまでもありませんが私有地に迷い込んで怒られたり、僕みたいに変な崖をよじ登って落ちたり、食い過ぎで腹痛くなっても僕は一切責任負いませんので、そこんとこよろしくお願いします。そこは君たちも大人だろ? という感じで、まあひとつ、よしなに。

このシソにそっくりな奴が古代より悪名高いイラクサです。
でも天ぷらにすると旨い。

そうそう、薄い手袋、長袖シャツ、ジーンズなどやぶとかイバラとかイラクサにも負けない格好推奨です。僕は足元は革の登山靴履いてます。長靴でもいいでしょう。ちなみにイラクサに触って痒くて死にそうになったら、患部を髪の毛にこすりつけると油の成分か何かでややかゆみが消えます。

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