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【イタリア大学院留学】4. 出国前夜: 駆け込みで諸々準備したはなし

どうも皆さま、こんにちは。
色々書き溜めて投稿しようとしていたのに気がついたら大学院の授業が始まってしまいました、アラサーの大学院生です。

2年ぶりに学生に戻り(「そんなに久しぶりでもないじゃん」とか言わないでくださいね、、、感覚的には超久しぶりなのです)、早速できた友達と授業を受ける。学生として至極当たり前な環境ですが、コロナやそのほか諸々のタイミングでそれが叶わなかった私にとって、すごく幸せなことのように感じているところです。
そのうちテストだ論文だと騒ぎ出すかと思いますが、とりあえず今はその幸せに浸っていようと思います。

さて、前回までの記事で無事にビザを取得することができました(ビザ申請については以下の記事からどうぞ。前後編2部作の長編です)。

今回はビザ申請後〜出国まで物品購入から各種手続きまで、買った方が良いもの・した方が良いことをざっとまとめていきたいと思います。
ビザ申請の記事でも度々言及しておりますが、どうか、準備はお早めに、、、、

また、本編に入る前に、この記事を執筆するにあたり情報提供いただいたイタリア留学経験者Mさん、そして現役イタリア留学生Rさんにこの場をお借りして感謝申し上げます。

それでは、本編です。相当長くなってしまいましたが、お付き合いいただけると嬉しいです。


1. (復習)ビザ申請時に余裕を持って準備した方が良いもの・こと

(モノ)保険証書の原本

これ、盲点かもしれませんが思ったより時間がかかります。無いとそもそもビザ申請を受理していただけない可能性がありますし、イタリア入国後に滞在許可証を申請できずに詰みます。

※大使館の方に電話で確認をとったところ「PDFのコピーでも受理はするが、正式書類では無いのでハンコは押せず、滞在許可証申請には使用できない。あなたのためにも原本の保険証書の提出をお勧めする」とのことでした。優しい、、、、

近頃の海外旅行・留学保険はネットで申請が完結し、証書もPDFで送られてくるものが増えています。加えて、そういったものの方が保険料も抑えられていることが多いです(私は参考までに以下の保険を利用しています。オプションを諸々つけても、他の大手損保よりかなり安く済みます)。

が、ビザ申請には紙の証書が必要です。保険契約時に紙の証書を希望した上で、待つ必要があるのです。

郵送で申請手続きするものは2~3ヶ月程度、海外の保険であればそれ以上、ネットで申請が完結するとしても証書の原本が郵送されるまで1~2週間はかかります。相当な金額が動きますので、早めに準備しておきましょう(私はビザ面談前日に証書が届きました。危ない危ない。。。)

(モノ)航空券

(当然ですが)早く予約するほど安く、お得に利用できます。特に直前までわからない予定がない限り、とっとと予約してしまいましょう。
また、予約する際は以下の理由から往復での予約がお勧めです。

  • 往復でも片道でも料金が変わらない

  • 日付変更オプションを追加することで、帰国時の予定変更にも対応できる

  • 何かあったら帰れる(→心の支えにもなる)

イタリアの場合、往復・日付変更オプション込み・乗り換え1回で大体20~30万程度かかります。私はとりあえずフライトは安心したいこと、何かあったら陸路でも入国できることからドイツまでJALで向かい、そこからルフトハンザでボローニャからイタリアに入国するするルートを選択しました。

(モノ)(主に交換留学される方)留学期間(ビザ申請期間)がわかる資料

イタリアのアカデミック・イヤー(9月〜6月)を跨いだ留学(例:1月〜12月)となる場合、ビザ発行期間を確定させるため大学とのやりとりが発生するそうです。交換留学の皆さま、要注意です。

(モノ)(大学院などに正規留学される方)等価証明書

詳細はこちらを参照してください。私の珍道中を反面教師にしていただければ幸いです。

大使館に申請する場合、1ヶ月は見ておいた方が良いかと思います。
(特に申請者が集中する6月〜8月は時間がかかります)

(コト)ビザ申請予約

これ、見切り発車でも良いので最優先でやっちゃいましょう。「2~3ヶ月前の日付を予約→諸々準備する」という順序でも丁度良いかもしれません。
詳細は以下のページからどうぞ。

2. 出国前に購入・手続き必須なもの・こと

(モノ)(やや)スペックの良いPC

留学に少々物足りないスペックのPC、またはおフルのPCで向かうことはあまりお勧めしません。この機会に新調しましょう。

少し想像してみてください。言葉が通じず、土地勘がない場所であなたの最大の情報源andデータベースが使えなくなることを・・・。そしてついていくだけでエネルギーを消費する外国語での授業で、端末が思うように動かず、時にフリーズするストレスを・・・。

あくまで個人的な意見ですが、ストレージ256GB、メモリ8GBは最低限。加えて動画編集(Vlogなど)もしたいとなればストレージ・メモリともにその倍(512GB, 16GB)は必要です。なかなかの出費になるかと思いますが、留学が長期であればあるほど重要度は高いかと思います。状態の良い中古など、掘り出し物を探すのもお勧めです(私はこの留学に向けてソプマップで中古のMacbook Proを用意しました。定価の半額程度で、かつバッテリー交換済みの美品です)。

ちなみにMacユーザーであれば、夏は春・秋の新商品発表の境の期間となるため、比較的新しいモデルでも安く入手できる場合があります。近くにお店があれば探してみるのもありでしょう。

(モノ)スーツケース

私はこれまで大きなスーツケースを持っていなかったため、新たに買う必要がありました。

なるべくいっぱい詰めるためにカーボンとか軽いものを、、、それでいて航空会社の規定ギリギリまで大きいものを、、、と当初考えていましたが、色々探してたどり着いた結論は以下です。

  • 大きさは3辺合計で158cmを超えない程度に大きいもの
    (寸法ぴったりのものもあり)

  • 重さは5kg程度(コスパと荷物量のバランスの観点から最適です)

  • 素材はポリカーボネート(カーボンは贅沢、普通の樹脂は壊れます)

  • 価格は定価で3万程度が上限
    (それ以上はどれだけ高くても基本スペックは変わりません。
    つまりコスパが悪くなります)

この結論を元に、私は以下を用意しました。

どうして3辺合計158cmなのか。それは多くの大手航空会社が採用いている規定であり、とりあえずこれを守っておけばサイズ超過で罰金と取られることがないからです(例として、JALは3辺合計203cmまでOKですが、ルフトハンザおよびANAは158cmまでです)。容量にして約100L程度。意外と小さく感じるかもしれませんが、ここに必要なものを詰めると航空会社規定の重さ(23kg)にすぐ到達し、超えます。

そしてなぜ予算に上限があるのか。どうせ持つなら良いものを!と思うかもしれません。私もそうでした。しかし、スーツケースはしばしば海外の空港スタッフに放り投げられて破損し、また時に「ロストバゲージ」という名の旅に出る消耗品です。私の相棒もイタリア行きの片道だけで傷だらけになりました。浮いたお金で美味しいものでも食べましょう。

(モノ)イタリア語の(その国の言語の)参考書

向かう国の言葉を母語でインプットできる資料は貴重です。現時点で勉強していなくとも、基礎基本の単語帳、文法書、会話フレーズ集などは持っていくと後々助かります。私はこれに追加で会話に特化したアプリ「memrise」に課金して勉強しています。

(モノ)プラグ変換器/変圧器

海外経験のある方にとっては自明かもしれませんが、イタリア(EU)と日本でかコンセントの形も、電圧も違います。携帯やパソコンは海外電圧に対応しているものが一般的(Apple製品は少なくともそうです)ですが、変圧器付きのプラグ変換器を用意すると万全です。私はこちらを用意しました。

(モノ)現金

基本的にクレジットカードがあればどこでも買い物はできます。しかし、滞在許可証申請の料金や初月家賃などで現金を要求される場合もありますし、クレジットカードが使えなくなった場合の保険として有効です。準備するタイミングは出国直前でも大丈夫ですので、とりあえず10万を上限に持っておくと安心です。

(モノ)証明写真

イタリアの場合、滞在許可証申請後、移民局でパスポートサイズの証明写真4枚を求められます。こちらにも一応証明写真の機械はありますが「画質が終わってて使えない(from 某留学経験者)」とのことです。料金も日本とこちらで大差ないので、日本での思い出だと思って用意してくるとこちらで安心できます。

(コト)転出届(特に社会人)

社会人でなくても重要ですが、特に社会保険料および年金を自分で払っている社会人には必須です。これを忘れると、海外にいるのに保険料/年金の請求が続くという非常にまずい状況に陥ります(年金を滞納しているとみなされ、さらにまずい状況にも、、、)。身に覚えのない督促状が実家に届くということにもなりかねませんので、必ず現在お住まいの自治体の役所にて手続きを済ませましょう(東京都23区内の区役所の場合、手続き自体は1~2時間で終了します)。

(コト)転居届・銀行の登録住所変更

日本国内での引越し同様、郵便の転居申請をする必要があります。国内住所は任意ですが、実家に設置できる場合は転居先を実家とするのが無難でしょうか。
また、銀行に登録している住所も合わせて変更する必要があります。早めに実家など日本国内で有効な住所に変更するようにしましょう。

(コト)国際送金システムの設定

海外で現金が必要な場合、確実にお世話になるサービスです。大手銀行の場合は銀行内で送金・デビットカード利用まで一貫して可能とのことですが(私はあいにく利用者ではないので詳細はわかりません)、私含め地方銀行などの利用者は日本にいるうちに設定してしまいましょう。私はWiseを利用していますが、InstaremやPaypalなど色々なサービスがあります。滞在先の通貨によってサービスを比較してみると良いでしょう。

(コト)2枚目(またはそれ以上)のクレジットカード

クレジットカードが1枚だけだと、海外で何らかのトラブルに見舞われた際に非常に厄介です。各種支払いや日々の生活に支障を来たすことでストレスもかかることでしょう。そのため、1枚しかカードを持っていない方は2枚目を、必要あれば3枚目(4枚以上必要かは分かりません)を用意すると良いでしょう。

また、せっかくなので還元率の良さやポイントの貯まり具合も検討してみると良いかもしれません。私は移動手段でのポイント貯蓄と日々の還元率を考慮して、JALクラブestカードと三井住友カードにお世話になっています。
https://www.jal.co.jp/jp/ja/jmb/

(コト)納税者番号の取得

これがないと現地で色々困りますのでささっと取得してしまいましょう。
イタリアではCF(Codici Fiscale)と呼ばれる納税者番号で国民・滞在者の財務状況を一括管理しており、各種公共サービスもこの番号ひとつで受けられたり受けられなかったりします。結構な頻度で求められますので、日本にいるうちに取得することを強くお勧めします。
取得方法は大使館に申請書とパスポートのファイルをメールで送るのみ。費用はかかりません。問題なければすぐ発行されます(私は翌日に発行されました)。

3. (私や他の留学生の経験則で)出国前に準備すると困らない/あると便利なもの・こと

(モノ)タブレット端末

普段紙派・手書き派だというあなた、留学を境にタブレットにしましょう。
とてもじゃありませんが、紙の本を多数スーツケースに詰めるのは無理があります。せいぜい小さな単語帳や新書数冊が限界でしょう。
そのため、留学先で読みたい本や参考にしたい文献がある場合、全てスキャンした上でタブレット端末に集約してもっていくことを強くお勧めします。
私はこの留学を機にタブレット端末を新たに購入しましたが(PC同様、中古のiPad Airです)、授業のノートから配布されるPDF資料への書き込み、そして日々の読書に日記にメモ帳、単語練習ノートと大車輪の活躍をしています。数十冊のノートと本がせいぜい300グラム弱のタブレットに収まるのです。数万かかるとはいえ、十分リターンのある投資でしょう。

(モノ)モバイルバッテリー(端末の数だけ)

スマホ・タブレットを揃えた場合、バッテリー切れになった際の給電が厄介になるかと思います。コンセントが複数ある場所などそうそうないので、、、
そこで、少なくともPCを除く端末をカバーできる数のモバイルバッテリーは用意していきましょう。スマホを1回フル充電できる容量(5000~6000mAh)を最低限とし、10000mAhあると安心です。PCについては必要とされるバッテリーも大容量です(20000mAh程度、値段も高いです)し、放置しておいてもすぐにバッテリー切れとはならないので優先度は低めです。外で作業をする機会が多ければ用意しても良いでしょう。私はすでに使っていた6800mAhのものに加え、10000mAhのものをソフマップで買いました。

https://shop.elecom.co.jp/category/BATTERY_10000/4549550251044.html

(モノ)リュックサック(カッターで切られないand防水のもの)

何かと歩く機会が多いので、機能性の高いリュックサックを用意するとお勧めです。容量については体格にもよりますが、30~40L程度あると日々の買い物などにも使えて便利かと。
また、防水性と強盗のリスクも考慮して、やや厚めの素材だと安心です。
私はボロボロになっていたものを新調し、以下を用意しました。

(モノ)スーツ

留学先で就活するのであれば必須です。私は荷物を減らしたいand手持ちのスーツが古くなっていた(10年前に買ったものを今まで使っていた)ので、イタリアで買いたいと思います。高いですが、、、、

(モノ)国際学生証

長期滞在する方、また移動の多い方はもっておくと各国で学生サービスを受けられて便利かもしれません。
(恥ずかしながら、国際学生証というものの存在を他の留学生の方に教えていただくまで知りませんでした、、、この場を借りて共有させていただきます。教えていただいた方、ありがとうございました!)

(モノ)防犯グッズ

いくら治安が多いとはいえ、盗難などはどうしても日本より多いのもまた事実。街を歩くとそこらじゅうにサドルや前輪がなくなった自転車を見かけます。街によっては置き引きやスリの危険性も高いので、向かう地域に合わせてAirtagや南京錠などの防犯グッズを日本で揃えておくと安心でしょう。

(モノ)予備の携帯、本人確認ができる公的書類(残高証明書、住民票、マイナンバーカードなど)

(発生しないのが第一ですが)もし現地で携帯やパスポートを盗難された・紛失した場合、別の連絡手段の確保や現地の日本大使館での手続きが必要となる場合があります。その万が一に備え、使っていない携帯やパスポート以外に本人確認ができるものを備えておくと安心です。私は予備の携帯こそありませんが、マイナンバーカードを持参しています。

(モノ)虫除け

夏のイタリア、思ったより蚊が多いです。日本の蚊より弱々しいですが、刺されるとしっかりかゆいです。網戸も(少なくとも私が住んでいる場所では)一般的ではないようなので、小さなものでも持っていくと快適でしょう。

(コト)入国先のSIM(eSIM)

現地の空港到着後の手続きでもOKですが、SIMをゲットするまで空港から出られなくなってしまいます(街中は思ったよりもWiFiがありませんし、安全面からやや不安です)。もし余裕があれば、日本で事前に用意しておくと良いでしょう。格安プランであれば月約10ユーロ程度で加入できます。私は以下を利用しています。

(コト)デビットカード発行

国際送金システムについて前述しましたが、wiseにはデビットカード発行サービスもあり、海外のATMから一定金額に達するまで手数料無料で現金を引き出せます。(特にイタリアは)銀行口座の開設が面倒な上、維持費がかかります。そのためこちらで口座を持たずとも現金を発行できるデビットカードは非常に役立ちます。
申請から入手まで一定時間かかるので、余裕を持って申請しましょう。私は余裕がなかったのでイタリアで申請しましたが、ちゃんと届くかヒヤヒヤしました、、
(念の為、DHLに課金した結果だいぶ余分にかかってしまいました)

(コト)家の契約

これ、必須項目に入れようか悩みましたが、イタリアに入国してから家探しをする人が多いのもまた事実ですし、そっちの方が家賃が安く済むケースも多いです。ただし、英語はさほど通じません(私の家主もイタリア語・ロシア語限定です)し、契約など繊細な事柄を通じない言語で行うのは相当不安なはず。大学のコミュニティをあたるか留学経験者から話を聞くなどして、可能な限り日本にいる間に物件を押さえてしまいましょう。現地でのホテル滞在費も浮きます。
1点気をつけなければならないことは「スパムが多い」こと。特にFacebookなど透明性の高いプラットフォームはスパムの温床と言って良いでしょう。これを避けるためにも、多国籍で展開している仲介業者などできる限り大手の業者に当たるほか、同じ学校の先輩など信頼できる方に限定して当たるとbetterでしょう。
私は以下のオランダの業者にお願いしました。料金はやや高めでしたが、手続きが非常にスムーズだった上、とても快適な部屋に案内いただいています(部屋は後ほど公開します)。結果として1ヶ月のホテル暮らしの予定が10日程度ですみ、20万程度浮きました。

(コト)マッチングアプリへの登録

ふざけてないです。ほんとです。懐と時間に余裕があれば以下をぜひやってみてください。言うまでもなく、言語学習にも役立ちます。

  • Tinderのパスポートモード(現在地を自由に選べるモード)に課金

  • 住む予定の場所を渡航の約1ヶ月程度前から現在地として設定

    • 女性の皆さん:多分すごいマッチします

    • 男性の皆さん:頑張ってスワイプ、ここぞでスーパーライクです

これの何が良いかというと、高確率で自分の学校の学生とマッチするということ。Webサイトではわからない大学の情報を共有してもらえたりしますし、仲良くなれば住む場所を色々と案内してもらえたりもします。もっと上手くいけば知り合いの伝手で、学校関係者以外の地元の方と仲良くなれたりもします(私もそれである程度知り合いが増えました)。住み始めた瞬間から知り合いがいるというのは非常に大きなアドバンテージです。

(コト)ユーロ建て口座の開設

長期で滞在する方は、日本でユーロ建て口座を開設しても良いでしょう。使う額が大きくなればなるほど、為替手数料で差し引かれる額が大きくなってしまうためです。私はあいにくそこまで準備できませんでしたが、計画性に自信のある方はぜひこちらもやってみてください。

4. 準備しなくても別に困らないもの

(モノ)日本食

こちらでかなり手に入ります。カップ麺、醤油、のり、みそ、CookDo、味噌汁、日本酒、ご飯、寿司、ラーメン、、、、こちらで食べるとなるとやや高いですが、あらかた手に入ります。特に持ち込む必要はないでしょう。

(モノ)服

1週間生き延びられるだけの服+(入国した季節に合わせて)若干の夏物or冬物があれば十分です。それ以外に欲しい服があれば現地で揃えましょう。現地の方が安く手に入る場合もありますし、ユニクロ、H&M、無印などはイタリアにもあります(こちらと日本のトレンドが若干異なることもあり、こちらで服を揃えた方が街ナカで浮かないかもしれません。)

(モノ)日用品(お風呂用品など)

日本にあるものは大体ありますし、よほど敏感でなければ何を買っても変わりません。そもそも髪の毛に何を使ったとしても硬水シャワーでバサバサになります。荷物に余裕があれば、お気に入りのものを持ち込んでも良いでしょう。

(モノ)プロテイン

こちらで買う方が安いので、あえて荷物容量を割く必要はありません。加えてこちらは主食=タンパク源(小麦)なので、軽く運動していれば身体が締まります(個人の主観)。トレーニーの皆さま、安心してください。

(コト)必要以上の気合い

上記の準備ができていればまず問題ありません。むしろ十分すぎます。変に肩肘はらず、せっかくの留学を存分に楽しみましょう!言語が通じなくとも、ニコニコしながら困っていれば誰かが助けてくれます。

パッキングを考え抜いた結果、重量制限きっかりに。
(持ち込み手荷物として、8kg程度のリュックも背負っています)
1人で持ち運ぶ重さや荷物量を鑑みてもこれが限界です。
これ以上何かを持っていったとしても、留学先で使うことはまず無いでしょう。

まとめ

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
私が出発前に駆け込みで準備するにあたり、意思決定に関するポイントや他の人から見聞きした情報を網羅的にまとめてみました。
もし留学直前の方の準備に資することができたらクリエイター冥利に尽きますし、そうでなくても留学前の臨場感を体験していただけたら嬉しいです。

さて、「イタリア大学院留学」と銘打っておきながら日本での話を延々と続けてきましたが、それもここまで。次回からはいよいよ日本を飛び出し、欧州での旅路について綴っていきたいと思います。次回はおそらく、イタリアへの乗り継ぎ地・ドイツでのお話になると思います。

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それでは、また。

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