【本日発売】ジャーロ最新92号(1/26)目次紹介!
ジャーロ NO.92《2024 JANUARY》
【読み切り短編】
白井智之「最初の事件」
名探偵に憧れるぼくのクラスで起こった、不可解な事件。絶対に解決してみせる!
犬飼ねこそぎ「人形の目には映らない」
事件現場の人形たちはなぜ全員後ろ向きだったのか? 物言わぬ目撃者の鮮烈ロジック。
おぎぬまⅩ「退屈の特効薬」
金欠で治験バイトに参加した大学生と、隣のベッドのヤバい先輩との奇妙な謎解きゲーム。
■ ■ ■
【新連載長編】
折原 一「六つ首村」
山間に佇む曰くだらけの「六つ首村」。過去と現在が交錯するこの村に男が招かれて……
城山真一〈金沢浅野川雨情〉「うさぎの水引細工」
ひがし茶屋街の人気芸妓が殺された。恋人はこの事件に関わっているのか――
■ ■ ■
【好評連載】
斜線堂有紀〈キネマ探偵カレイドミステリー〉
「一生一会のカーテンレイズ」第4話
卒業を控えた奈緒崎が知り合いから頼まれたのは、謎のビデオテープの解読だった。
五十嵐貴久
「PITⅡ 特殊心理捜査班・蒼井俊」第6回・最終回
巧妙な罠により佐山を死に至らしめた俊。故意ではないが、現場に動揺が走る。
薬丸 岳「神の配剤」第14回
花岡の記憶に繫つながる可能性を秘めたスマホを持つアカネが、彼との面会を決意した。
笠井 潔「屍たちの昏い宴」第回
矢吹駆とアレックス。かつてインドで出会った二人は、哲学的議論を交わしていた。
恩田 陸「梟の昼間」第三十回
遥の妹の家を訪れた祐希らは玄関前で謎の声を聞く。直後、引戸が勢いよく開き……。
赤川次郎〈第九号棟の仲間たち〉
「希望に向って走れ」第5回
テレビ局に乗り込んだ芳子たちは、ジョン寺町の死について番組スタッフに尋ねるが――。
イクタケマコト〈名探偵ネーコンの事件簿〉
第54回「密室デスゲームだニャ」
■ ■ ■
【企画】
『アンと幸福』刊行記念
本和菓子衆×和菓子のアン イベントレポート対談
坂木 司×石川絢士(the GARDEN)
『1947』刊行記念
長浦 京インタビュー
「カッパ・ツー」第四期 作品募集
■ ■ ■
【評論&コラム】
〈日本ミステリー文学大賞の軌跡〉第9回
「第七回大賞受賞 森村誠一」
円堂都司昭(探偵小説研究会)
〈新保博久⇔法月綸太郎 往復書簡「死体置場で待ち合わせ」〉第10回
〈名作ミステリーの舞台を訪ねて〉第13回
「高木彬光『成ジン吉ギ思ス汗カンの秘密』東京大学医学部付属病院(東京)、高館義経堂、中尊寺(岩手県)」
〈アフタートーク 著者×担当編集者〉第13回
「『ぎんなみ商店街の事件簿』井上真偽(作家)×奥田素子&三橋薫(小学館)」
円堂都司昭
〈日本の犯罪小説 Persona Non Grata〉第13回
「犯罪と恋愛は、世俗に背を向けるという意味で同種である」
杉江松恋
〈ポストコロナ文化論〉第11回
「怪獣と民兵――山崎 貴『ゴジラ-1.0」
笠井 潔
〈謎のリアリティ〉第56回
「ミステリとRPG――駄犬『誰が勇者を殺したか』の倫理」
西貝 怜
〈Book Detective〉第81回
「梶龍雄の短編集を読む(2)」
森 英俊
「ジャーロ」はミステリー専門の電子雑誌。短編、連載、評論&コラムがたっぷり入って550円です。評論・コラムは、無料版で全文お読みいただけます!
お気軽に覗いてみてください。