【好評発売中】ジャーロ最新91号(11/24)目次紹介!
ジャーロ NO.91《2023 NOVEMBER》
【好評連作短編】
佐川恭一「七浪京大卒無職が本気で婚活やってみた」
取材に行きたい彼にオカンが持ってきた話は――。大人にならない38歳・シリーズ第三弾。
斜線堂有紀〈キネマ探偵カレイドミステリー〉「水没錯誤の幽霊譚」
奈緒崎との距離感に悩む嗄井戸。ある日、旧知の者と幽霊探しのために廃墟に赴き……。
三津田信三〈妖 怪 談〉「獺淵の記憶」
ひと夏を過ごした林の中の祖父母家。川で出会った少年との奇怪な記憶。
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【新連載長編】
宮本紀子「路辺の灯」
深川の町を守る若き差配人・香太郎。雨の日に消えた内儀の行方は……。
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【好評連載】
赤川次郎〈第九号棟の仲間たち〉「希望に向って走れ」第4回
芳子たち三人は、落下するジョン寺町の映像を撮影しネットにあげた男性に接触する――。
月村了衛「対決」第4回・最終回
娘の予備校に赴いた檜葉菊乃を迎えた神林晴海。持ちかけられた取引を菊乃は拒み……。
薬丸 岳「神の配剤」第13回
父親の遺品のUSBメモリの中には何が隠されているのか。梨奈は困惑に包まれていた。
恩田 陸「梟の昼間」第二十九回
古屋牧師と「分球屋」の関係性を推測する祐希たち。三人は遥の妹の家に赴いたが……。
笠井 潔「屍たちの昏い宴」第19回
ボワ・ド・ルーでの狼人事件で実際なにが起きたのか、オリヴィアが語る詳細は――。
イクタケマコト〈名探偵ネーコンの事件簿〉第53回「冬毛の行方」
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【企画】
『マリスアングル』刊行記念
〈姫川玲子シリーズ〉を語り尽くすスペシャル対談
誉田哲也×宇田川拓也(ときわ書房)
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【評論&コラム】
〈日本ミステリー文学大賞の軌跡〉第8回
「第六回特別賞受賞 鮎川哲也」
松本寛大(探偵小説研究会)
〈新保博久⇔法月綸太郎 往復書簡「死体置場で待ち合わせ」〉第9回
〈名作ミステリーの舞台を訪ねて〉第12回
「戸川昌子『大いなる幻影』『火の接吻』大塚女子アパート跡、大圓寺(東京)」
佳多山大地
〈アフタートーク 著者×担当編集者〉第12回・特別編
「『鵼の碑』京極夏彦(作家)×栗城浩美(講談社)×坂野公一(装幀家)」
円堂都司昭
〈日本の犯罪小説 Persona Non Grata〉第12回
「人を犯罪に導くものを解明することから現代ミステリーは始まる」
杉江松恋
〈ミステリから見た『二〇二〇年』〉第11回・最終回
千街晶之
〈ポストコロナ文化論〉第10回
「火災と戦災――宮崎 駿『君たちはどう生きるか』」
笠井 潔
〈謎のリアリティ〉第55回
「ミステリとホモ・デウス」
海老原 豊
〈謎と神話のあいだ」〉第37回・最終回
「青ひげ夫人の姉は、なぜアンヌという名前なのか」
千野帽子
〈Book Detective〉第80回
「梶龍雄の短編集を読む(1)」
森 英俊
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