射撃の基礎
エアソフトガンは、作法を学べば当たるようになります。
ハンドガンやライフルなど、どんな銃器でも撃つという行為には、基本原則があると言います。
①照準を合わせること。
②合わせた照準器を標的の正しい位置に置く。
③照準を合わせたら、照準を動かさずに引き金を引く。
この動作を行うことで射撃は成立します。
とても簡単なことですが、これを毎回正しく早くできることが求められます。
これができるようになるには、基本原理を学び、そのカテゴリーを細部までしっかり練習することが大事です。練習で習得したことを組み合わせることで、一連の動作としてスムーズに行えるようになります。
「エアソフトガンを撃つために必要な最も基本的な動作」は、グリップ、スタンス、トリガーコントロールに分けられます。
スタンス
構え方は、その時の射撃だけでなく、その後の射撃やその能力にも影響を与えます。スタンスは、スピード、正確さ、そして射撃の楽しさに影響します。スタンスの基本をいくつか紹介します。
重心
バランスを保つために、体重を足の甲の上か前方にかける必要があります。
バランス
足の幅とスタンスの深さは、体重をどこでバランスさせるか、どのようにバランスを維持するかに影響します。
機能的な緊張感。
これは、ぐにゃぐにゃの麺のように、あるいは受動的に立ってはいけないことを意味します。機能的な緊張が必要なのです。
スタンスは、自身が行う射撃のタイプ/スタイルによって異なります。移動しながら射撃する場合は、立って静止して射撃する場合よりも、もっと積極的なスタンスが必要です。
グリップ
銃の握り方については、いろいろな解釈があるようです。しかし、ある不変の事実(物理学の事実)は、銃を握れば握るほど、銃の動きが小さくなることです。動きが少ないほど、照準が合いやすくなり、ターゲットを撃つのが容易になります。エアソフトガンを静止させるのは、握力によって達成されます。握力には個人差がありますが、どこをどのように握ればよいかは、ほぼ一定です。
グリップの基本的なポイント
利き手は、ピストルではバックストラップの高い位置に、ライフル/ショットガンではピストルグリップの周りを握ってしっかりと銃を保持します。握った手の圧力は、グリップの前から後ろに向かってかかるようにします。ライフルの場合は、銃を肩に引き寄せるようなイメージで握ります。
利き手と反対の手はしっかりと握り、手のひらのかかとがピストルグリップの裏側でほんの少しでも「保持」されるようにして、テコの役割を果たすようにします。ライフルや散弾銃の場合、弱い方の手は銃身の軸に沿うようにし、その手や腕が銃を肩に引きつけるようにします。ピストルの場合は、手のひらを合わせ、その間に隙間がないようにします。
両手で銃をしっかり握った状態で、銃を目線まで持っていき(ピストル/ライフル/ショットガン)、しっかりと頬付けをします(ライフル/ショットガン)。
トリガーコントロール -トリガーをどう引くか
トリガーコントロールは、良い射撃をおこなうために必要な最後の技です。もし、しっかりとした構えを作り、銃をしっかりと握り、照準を合わせても、トリガーをしっかりコントロールできなければ、最初の2つの基本動作を生かせないままに終わります。
トリガーコントロールの練習では、引き金を引く指の位置を合わせ、指が引き金をまっすぐ後ろに引けるように行います。
一つ一つの動作をしっかり行えるように努力してそれらのプロセスをしっかり認識すれば、スムーズな射撃を行えます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?