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10.21.2020 好きって何かわからないけどわかりそうな時に心がゾワゾワするのかもしれない

わたしは生まれて初めて、ここまでしぶとくわたしみたいな人間と付き合ってくれる人に出会ったのかもしれない。

わたしは両極端症なクセがあるため、極端に好意を持つか、極端に突き放してしまおうとするか、どちらかになる事が多い。

わたしがどれほど感情が荒れて、勝手に踠き苦しもうと、今までは誰も関与しようとせずに離れていく事がほとんどだった。

どれほど、自傷行為に走ろうと、どれだけODをしようと、大抵の人は呆れて距離を置かれていったが、ここまでしぶとく離れずにわたしの心底にまで踏み込もうとしてくれて、それを愛に変えようとする人が居た。

それが今までになかったので驚いているし、そのため戸惑う事が多い。

今までになかった感情、複雑でどうしたらいいかわからない事だらけだ。

わたしが2日置きくらいに、自暴自棄に駆られ、処理しきれない記憶が蘇り、感情のコントロールが出来なくても、離れずに抱き締めてくれる人間がいる。

人間って不思議だ。

同じ人間なのに、なぜだか別の生き物に感じる。

わたしは何度も彼に、

「嫌いだ」

「離れて欲しい」

「別れて欲しい」

「好きかわからない」

「わたしは死にたくてたまらないんだ」

「わたしと出会わない方が良かったよ」

と、とにかく逃げ出したくてたまらなく、わがままを言う毎日だ。

今でも逃げ出したいという気持ちは決して0ではない。

わたしはとても厄介で、迷惑な人間だ。

それなのに、どうして、ここまでして彼はわたしと居続けるのか。

不思議でしかたなかった。

その不思議さが、やがてわたしの中では混乱を招き、勝手に必然的に感情の処理が出来なくなり、パニックに陥ってしまう。

文に書き出すと、自分がどれだけ脆く、弱い人間なのかが身に染みてわかる。

でも、人間に弱いも、強いもないのかなと最近思う。

突然芸能人が亡くなったり、

突然病に襲われたり、

突然、暗闇に閉じ込められてしまう事だってある。


大抵の人は抜け出し方が簡単に思う人もいれば、その仕方さえ分からないまま暗闇に閉じ込められ、籠る事しか出来ない人だっている。

その人たちを決して、「弱い」と決め付けないで欲しい。

むしろここまで耐えてきたんだ。

だから、もしかしたら1番強いのかもしれない。


その強さが時々、裏目に出て「強がる」時もある。

その瞬間が、積み重なりやがてボロが出てしまうのが鬱病の始まりなのかもしれない。


私はやっぱり、今だに彼がここまで一緒に居てくれるのかがわからない。

こんな人初めてだ。

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昨日の夕飯は何を食べましたか? 幸せなはずの毎日も、日常化すると人の記憶は薄れがち。 私はそんな毎日の中に、少しでも心がじゅわ〜とする瞬間を見つけてこれからも描き続ける。