act 61 コミュ力と興味
コミュ力が高い。よく聞く言葉ですが、いったいコミュ力とは何なのか？
「みんな、コミュ力と言う言葉を適当に使いすぎてはいないか？コミュ力と言っても、話す力なのか？聞く力なのか？質問する力なのか？場を調整する力なのか？空気を読む力なのか？はたまたそれらの総合力なのか、、、」挙げだすときりが無いですが、「コミュ力高い！」なんて言葉を聞くと、「どの類のコミュ力が高いと思うの？」と聞きたくなってしまうほどに捻くれている私です。
でも、そうじゃないですか？めちゃくちゃ話すのが得意で、おおおーと思ってたら、人の話は全然聞けない人とか、めちゃくちゃ聞き上手でも、話すことは苦手だとか色々あるのに、一括に、コミュ力って総括することは物事をあまりに抽象的に捉えすぎというか、巨視的であって、微視的ではない。
自分のコミュ力を改善しようにも物事を大まかにしか見てないから、何を改善したらいいのかもわからない、といったことになりかねないと思うのです。
そんなこんなで、コミュ力を上げるために何が大事かな～と考えていてふと思ったことがあったので書き留めておこうと思います。
まずは、コミュニケーションを少し細分化させます。
私の勝手な細分化なので、ご意見や参考になる本など教えていただけると幸いです。個人的には、コミュニケーションはそもそも、場をうまくもたせるようなものと相手と深く交流するためのものと2種類あるように思うのですが、まだそれは自分の中で体系的に整理するに至っておりません。
でもとりあえず、今回はこのように細分化してみました。その中でも、左下の濃い領域で大事なことが何か考えてみました。
左下で大事なことを3つ書いてあるけど、1個1個訓練するのではなく、本質的に重要なことは、ズバリ、
相手に興味を持つこと
だなと、思いました。
ほぼほぼここに帰結する。
相手に興味があれば、聞きたいと思うし
相手の興味があれば、質問したいと思うし
相手に興味があれば、そこから自分の話も繋げられる
（お互いに興味がある状態だと、聞いてくれるし、質問してくれるから、こっちも話せる最高の状態になる）
興味がない事例を最近漫画で読んだので載せておきます。
『凪のお暇』で、マスターが言うのです。
「あなた他人に興味ないのかと思ってた」
こんな記事があったので貼っておきます。ここに全て書いてありました。
まずは、自分に興味を持ってもらえるように努力することも大事。
でも、相手に興味を持つことも大事だなと思いました。
もちろん、これはコミュニケーションを上手くとって、色々な人と会って、そのことが人生を豊かにすることだなと思う私の意見です。
お互いに相手に興味がある状態って素敵だし、とても精神的に満たされると思うのです。後輩にそういう子がいて、大事にしたいなと思うし、気遣いもしなきゃなじゃなくて、したいなと思える。その子が気遣いレベルが高くて、自分が気遣いできてないなと思ったら、できてたらなーと思うし。
相手に興味を持ちつつ、自分に興味を持ってもらえる努力（見た目でも、話でも）をする事が大事だなと。
あれ、んんん。
聞く力と質問する力は、相手に興味を持つための工夫だけど、
話す力は、自分に興味を持ってもらうための工夫な気がしてきたぞ。
私は、聞くのが昔に比べて上手にはなったのですが、好奇心が「もの」から「ひと」へ拡張されたからだと思います。昔はひどかった。
自分に興味ある人にも興味がなかった。
で、今気になってる子がたぶん昔の自分と同じタイプ。
こっちからすごい話振るけど、向こうから話が振られることはほとんどない。今は、そこまで気持ちを全面に出してないから、友達として話す中ででもほとんど質問が返ってくることはない。私の話が面白くなかったり、全然ヒットしてないだけかなと思ったけど、どうも周りの人が話しているのを聞く感じでも、やっぱり圧倒的に人に聞き返すことが少ない。
1度2人でお酒ありのご飯に行ったこともあるけど、こっちが一方的に質問してただけー！興味を持たれていない、、、っていうか、このタイプの方は興味のない方とでも2人でご飯に行ったりするの？笑
どうすればいいんだー！
凪のお暇状態