すごくいい風景でした。
すごくいい風景でした
、、、ていうのは冗談で。。今日はすごい恐怖を乗り越えました。数学です。正確にいうと数字ですかね。
課題の締め切りがギリギリで、生理になったばっかりで、どうしてもやらないといけなかった。なんとその時「英国王のスピーチ」を見ながらやってたんですね。数学が嫌すぎて。だけどなんだかコリン・ファースの演技に心惹かれてしまって、このなんというか自分で身についた恐怖を自覚できないという恐怖、、、これと同じものを感じました。だから自分のも考えてみたんです。私の数字への恐怖ってなんなんだろうって。そしたら文章でしたね。正確には数字を文章のように捉え、感情の頭を使って狭い部屋の天井をぐりぐり押していれば自然と答えが出ると思っていた。よく考えたら文章なんてそんな痛い思いせずに書いてますよね。逆に文章なら、書いている時の方が流れがあって落ち着く気がする。発散してる感じ、そこで気づいたんです。あ、数字って日本語とは遠い言語なんだって。高校の下駄箱に出る階段の降り口に貼られてあった数学オリンピックのチラシに「数字は世界共通の言語だ」みたいなことを書いてあって、とてつもなくかっこいいな。数字を自分の言語みたいに話せる人って私もなりたいと思ってました。よく考えると数字ってすごくバカですよね。ファックですよね。でも私乗り越えましたよ。痛かったけど怖かったけど、とかくやり遂げましたよ。この小学6年生からの悩みを。数字への恐怖を克服しました。克服って変な言葉で、そもそも小さい時に根付いた恐怖であればその体でとっても長い時間を過ごしてきたわけで、そうすると体に染み付いているというか、悪い言い方をするとその恐怖を触らないようにして生きて来た。庇い痛みって分かります?例えば左の足首を怪我したから右足に重心をかけて歩いてたら、いつもより右足への負担が大きくなって痛めるというやつです。庇い痛みでは早く反応が出ます。でも恐怖は足首の怪我より根が深い。というのも恐怖を自覚するのが大抵、体の痛みよりも問題が大きくなってからなのがその証拠だと思います。とにかくまあ足首も完治はできても「克服」しましたか?と聞かれると答えられないのです。なぜなら克服とは目に見えない深度で話をすると心がその恐怖に完全に反応しなくなるということであり、それって、自分に恐怖を植え付けたその経験そのものを忘れる必要が出てくる。それも写真や映像などの証拠を見せられても揺るがない程度に。つまりその経験を消すことは不可能ですよね。なぜならもうすでにその経験に基づいてかなりの時間生きてしまっているし。つまりその経験があなたの人生に足跡を残してしまってるわけです。刷り込みというか思い込み、心の修正機を使って表面上を繕ってもそれは上から塗ってるだけで事実があったことを消すことはできない。それに消したという事実を認識することで余計にそれが印象づいてしまう気もするし。だから数字が怖いのを克服したかと言われたらいいえ、それはきっと不可能です。と言います。でもいま、恐怖を乗り越えて幸せですかと聞かれたら自信ありげに「はい」と答えられます。I think that's what all matter.
○「英国王のスピーチ(字幕版)」 from Prime Video
先述しましたが、コリン・ファース(ジョージ5世)の勇気とジェフリー・ラッシュ(吃音の治療者)の言葉に心を動かされ、恐怖が行動に変わりました。
ぜひ観てみて下さい。吃音によって少し心痛な場面もありますが、イギリスの良質な映画でヘレナ・ボナム・カーターがいいカバーもしてるので意外とスッキリと見ることもできると思います。
○「ダイバージェント(字幕版)」 from Prime Video
この映画は「英国王のスピーチ」で勇気をもらった後さあ行動だ、という一瞬前に脳裏をよぎったものです。
こちらも私がオススメしたい映画の一つです。「無欲」ゾーンにいた主人公が「勇敢」な人間性を育み自分の生きる社会に挑んでいく映画です。その過程に勇気づけられ、勇敢とは何かという、自分なりの答えが生まれました。シリーズ3部作で、私はこの一番最初のが一番好きです。Amazon Prime会員の方なら(2021/05/14現在)3作が全てPrime Videoで見られます。よければぜひ!
2021/05/14 ハロハロ/受験生活