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『1976年・・』のキャラクターについて

ヒロインの『雪』は、架空の人物だが、それ以外はほとんど実在する人物。
では、『雪』はどうして生まれたかというと、話しに出てくる出来事は中1から中3までの3年間に行ったことを2日間に凝縮するために『雪』という存在が必要になった。
まず、なぜ『雪』と名前にしたかというと、“ミユキ”という女の子というか女性が周りに複数存在していて、1人目は向かいに住んでいた4つ年上の美人の優しいお姉さん。
『雪』の体格というかスタイルはこのお姉さんをモデルとして頭に浮かべた。
2人目は同じ年の母方のいとこで中学生の時に家族で別海から離農して帯広に引っ越して来た女の子。背はそんなに高くなかったと思うけど頬っぺたが来た当初真っ赤だった印象がある。1年の間に1、2回会う程度であまり話した記憶がない。
『雪』が帯広に引っ越して来たころ感じをいとこの女の子から想像した。
3人目は違う中学に通う同級生の女の子で、見た目はまあまあというか発育のいい女の子。違う中学の女の子ということもあってどんな子なのかよくわからないけどフィギュアスケートをしていたのでよくヤングセンターで会ったいて、何度か数人と一緒に食事したことがある程度。同じ小学校の女の子の友達でだったので知り合った。
『雪』が違う中学校に通う同級生という設定は彼女からの発想。
そして『ミユキ』という名前が思い浮かんだがそのまま使用するのはやめて“ミユキ”→“ゆき”→“雪”と変化させた。
その他に『雪』のモデルになっている女の子は、同じ中学のクラスメートの女の子2人で休みのときに家まで来るので、女の子を自分の部屋にあまりいれたくないということもあり、彼女らと映画を観たり、外食をしたりしていた。
それと中3の時に2つ下の中1の女の子が部屋に入ったことがあり、その時服を脱いで迫られたことがある。
基本、『来るもの拒まず、去るもの追わず』だったけど、その当時好きな女性は年上で、同級生までくらいが恋愛対象と考えていたので、その2つ下の女の子のことは、いつも子ども扱いというか妹のような感覚しかなかったので、そんな僕に対して大胆な行動に出たと思う。
この頃、特定の女の子と交際していたのではなく、周りには『憧れだけの存在』、『映画を観たり、食事をするだけの女の子』、『恋愛対象外の年下の女の子』などがいて、その要素を少しずつとあと金髪やブロンドの西洋的な美人がこのころ好きだったのでそう言ったところミックスして実はハーフなんて盛って出来たのが『雪』の人物像。
架空の人物だか、その場面場面でそのエピソードに対して対象となる女の子がいて、その時のことが思い浮かんでくる。
それと架空の人物を思い描いたところから、ここまでの生い立ちや成長した姿を連想すると僕の体験とは丸きり関係のない物語をいくつか作れるように思えた。
だから、今度は『雪』を主人公とした話しを創作しようと思う。


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