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異世界を結ぶゲートになる

私は今、女性の生理について男性へ伝える仕事をしています。

妊娠し新しい命を育むために、毎月子宮の準備を整える生理。その仕組みがあるから私たちはこうして存在していられる。

しかし、そのために女性が日常生活でどれほど不便やストレスを感じて生きているのかを男性は決して忘れてはいけないと思っています。

いや、そもそも知らないから忘れることもできないか…まずは知る事ですね。

人気の少年漫画の中に女性キャラクターはほぼ必ず登場しますが、その生理の様子が描かれる事はありません。

ドラマや映画でも同じです。

現実の私たちが生きている世界では、確実に存在し、女性の生活にとって結構な存在感を持つはずの「生理」という存在はストーリーの中に描かれる事は何故かほとんどありません。

その文化に育まれた男性は、女性の現実の苦悩を知らずに大人になります。
私もどちらかといえばそちら側の人間でした。

だからこそ、今、知れば知るほど、生理の存在が無視されるこの世界に、違和感を感じています。

女性にとっては当たり前、男性にとっては未知の世界。それこそ漫画で描かれる異世界のように、別々の世界がそこには存在しています。

二つの世界を結ぶゲートやトンネル、架け橋が必要です。私の役割はきっとそれです。


駄文失礼します。徒然なるままに書きました。


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月経ジェントル研究所 所長 きょうへい
いただいたサポートは、女性のために自発的に動ける紳士的な男性「月経ジェントル」の育成に全力で投入させて頂きます。