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多田慎也さんが影響を受けた洋楽は「見つめていたい / ポリス」

5月15日の多田慎也さんのラジオ番組(Apple Pop)で、影響を受けた洋楽として「見つめていたい(Every Breath You Take)/ ポリス」をあげていました。

この曲が流行った頃、私は大学生で洋楽も聴いていたので、懐かしい感じがしました。

多田さん曰く、夏目漱石が”Ⅰ Love You"を「月がきれいですね」と訳したように、直訳でなくその曲の感じを表す翻訳の力が大事なのだと。

「見つめていたい」という邦題はベストの付け方だそうです。たしかにそう思います。

ということで、ぱっと邦題を思いつく当時の洋楽をいくつか。

「クリスタルの恋人たち(Just the Two of Us)/ グローヴァー・ワシントン・ジュニア feat. ビル・ウィザーズ」

田中康夫の「なんとなくクリスタル」が流行ったのと歌い出しに”crystal raindrops"という言葉があったせいだと思うけど、今ではちょっと恥ずかしいタイトルです。


「素直になれなくて(Hard to Say I'm Sorry)/ シカゴ」

これは、邦題の付け方としては「見つめていたい」と同じくらいいい出来じゃなかろうか。


「君は完璧さ(Do You Really Want to Hurt Me) / カルチャー・クラブ」

最初は「冷たくしないで」という邦題でした。
ある日突然タイトルが変わってびっくりした思い出が。
ボーイ・ジョージの奇抜な格好に目が行きがちだけど、結構いい声だと思う。


「ビートに抱かれて(When Doves Cry)/ プリンス」

「ビートに抱かれて」は微妙な邦題だけど、直訳が「鳩が泣く(叫ぶ)時」なので、担当者は困ったと思います。よく頑張りました。


「見つめて欲しい(Against All Odds (Take a Look at Me Now) )/ フィル・コリンズ」

直訳すると「そんなこと起きないと思うけど(見つめてほしい)」です。
そのまんまの邦題ですが、これはまんまでもしょうがない。


思い出は尽きませんが、今日はこの辺で。

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