シリコンオイルでメンテナンス
2020年12月21日にSHOEIのグラムスター バサルトグレー(L)を購入。
私にとって人生で初めて購入したバイク用ヘルメットであり、一緒に教習所に通った相棒だ。
グラムスターは販売直後大人気だったため在庫がなく、一時は購入を諦めていたが、ふらっと立ち寄ったライコランドで在庫を見つけたので即決購入。
思えばあれから1年半か。
月日の流れは早いものだ。
買った直後に落としてしまい、シールドに深い傷をつけてしまったり、雑に扱ってしまってシールドの傷が増えて視界が悪くなったので交換しようと思ったら当時交換用シールドが7,000円超とものすごく高いことを知り後悔。
バイクの関連商品は高いんだとかなり気分が凹んだ思い出がある。
新品は高いので諦めて、初めてメルカリでの購入に挑戦。見事3,000円で専用シールドを購入して交換するという経験もした。
グラムスターを通じて、バイク用ヘルメットの繊細な部分と正しい扱い方を実践で学べたことはありがたい。高い授業料だったが、、、。
最近はアライのVZ-RAM(L)を愛用しており、すっかり部屋の飾りに落ち着いて久しいグラムスター。
そこにはVZ-RAMが快適であること以外に理由があった。
いつからかシールドを上げる時に妙な引っ掛かりがあり、購入当初のようなスムーズな使い心地がなくなってしまったのだ。
気になりだしてからシールドを取り外して稼働部のゴミがないかチェックもしたし、拭き掃除もしてみたけど上下動する際のギクシャク感は変わらない。商品の耐久性としてこんなものなのかなあと諦めて、最近は革ジャンで行くロングツーリングなど使用用途を限っていた。
デザイン自体はお気に入りだからね、買い替える気は全くなかった。装飾品としても所有感を満たしてくれる素敵な相棒だ。
そんなバイクライフを送る中、夏に向けて衣替えと部屋の模様替えをしていた時に、SHOEIのメンテナンス用シリコンオイルを見つけた。
なんだろうこれ?と思い、早速ググってみたところ、なんとヘルメット稼働部のメンテナンス用オイルだということがわかった。ヘルメットの取説と一緒にあったので、購入時に製品に付属していたと思われる。
悲しきバイク歴2年目の素人。ヘルメットメンテナンスを何もわかっていなかった。
走行中に虫アタックに遭遇したツーリング後など、たまに中性ウエットシートで拭き掃除するくらいしかやっていなかった。あと稼働部の分解掃除。
なんと注油が必要だったのね。
早速やってみた。
嘘っ!
シールドめっちゃスムーズに動くやん。
これだったんか!稼働部のギクシャクは機械的部分の油切れによる摩擦増加が原因だったのだ。
注油でまさに生まれ変わった我がグラムスター。
大袈裟に聞こえるかもしれないが、同じような現象にお困りの初心者ライダーの方はぜひお試しいただきたい。
これにてグラムスターは他のヘルメットたちと共にルーティンメンバーに復帰。
さらにバイクライフに楽しみが加わると思うとワクワクする。
さて、明日はグラムスターとどこへ行こう。